学生実習の日々

[Books]

9・11生死を分けた102分  崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言

9・11生死を分けた102分 崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言

  • 森山さんのところで絶賛されていたのを読んで買おうと思っていたのだがなんとなく失念していた本。Amazonで購入。

遺伝子神話の崩壊

遺伝子神話の崩壊

  • 生協では見かけなかったので気づかなかったのだが、毎日新聞養老孟司が書評していたので出ているのを知った。(書評はhttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/news/20051113ddm015070066000c.htmlで読める。)「氏か育ちか」論争の流れにある本である。まだ最初の方をちょっと読んだだけだが、著者は(当然のことながら)遺伝も環境もどちらも重要であるという立場に立つと宣言している。そのうえで、著者は発生学的な観点を前面に押し出してくる。この立場から著者は、ある形質について遺伝の寄与がどの程度で環境の寄与がどの程度だ、というような、遺伝と環境を分離した上でそれぞれの寄与を定量的に論じようとするような立場は論理的に間違っているという論を展開していく……、ということらしい。具体的にはたとえば行動遺伝学などで使われる「遺伝率」の概念などが批判されるのでしょう。帯には「目の色、髪の色でさえ、遺伝子は、何も決定しない!」というコピーが書かれている。なかなかの極論が展開されていそうで(笑)、面白そうな予感がする。

  • これも論争的な本。始めは異端の説として登場したが、様々な証拠が積み重ねられてついにはノーベル賞単独受賞という栄誉にまでたどり着いたプリオン説。すでに完全に定説になったように思われるが、じつはプリオン説に対して批判的な研究者は少数ではあるが根強く存在している。プリオン説が定説になるまでの経緯を紹介しつつ、その問題点について議論している本。いま半分ほど読んだところ。面白い。

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

  • これもAmazonから購入。