学生実習の日々
[Books]
9・11生死を分けた102分 崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言
- 作者: ジム・ドワイヤー,ケヴィン・フリン,三川基好
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/09/13
- メディア: 単行本
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- 森山さんのところで絶賛されていたのを読んで買おうと思っていたのだがなんとなく失念していた本。Amazonで購入。
- 作者: ディヴィッド・S・ムーア,池田清彦
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2005/10/22
- メディア: 単行本
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- 生協では見かけなかったので気づかなかったのだが、毎日新聞で養老孟司が書評していたので出ているのを知った。(書評はhttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/news/20051113ddm015070066000c.htmlで読める。)「氏か育ちか」論争の流れにある本である。まだ最初の方をちょっと読んだだけだが、著者は(当然のことながら)遺伝も環境もどちらも重要であるという立場に立つと宣言している。そのうえで、著者は発生学的な観点を前面に押し出してくる。この立場から著者は、ある形質について遺伝の寄与がどの程度で環境の寄与がどの程度だ、というような、遺伝と環境を分離した上でそれぞれの寄与を定量的に論じようとするような立場は論理的に間違っているという論を展開していく……、ということらしい。具体的にはたとえば行動遺伝学などで使われる「遺伝率」の概念などが批判されるのでしょう。帯には「目の色、髪の色でさえ、遺伝子は、何も決定しない!」というコピーが書かれている。なかなかの極論が展開されていそうで(笑)、面白そうな予感がする。
プリオン説はほんとうか?―タンパク質病原体説をめぐるミステリー (ブルーバックス)
- 作者: 福岡伸一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/11/20
- メディア: 新書
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- これも論争的な本。始めは異端の説として登場したが、様々な証拠が積み重ねられてついにはノーベル賞単独受賞という栄誉にまでたどり着いたプリオン説。すでに完全に定説になったように思われるが、じつはプリオン説に対して批判的な研究者は少数ではあるが根強く存在している。プリオン説が定説になるまでの経緯を紹介しつつ、その問題点について議論している本。いま半分ほど読んだところ。面白い。
- 作者: ジェフリー・S・ヤング,ウィリアム・L・サイモン,井口耕二
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/11/05
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- これもAmazonから購入。
悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷 (岩波新書 新赤版 (982))
- 作者: 森達也
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/11/18
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- 岩波新書の新刊。