『おおかみこどもの雨と雪』の本棚

映画『おおかみこどもの雨と雪』で背景にしばしば本棚がちらちらと見え、本好きの皆さんの間で「あの本があった」「この本があった」と話題になっています。たとえば以下の記事など。

僕も高野文子の『黄色い本』があったな、などと思って気になっていたのですが、とあるTV番組の「おおかみこどもの雨と雪」特集をみていたところ、本棚が何度か登場し、そのうち2回はタイトルも読めたので、そこで確認できた本のリストを作ってみました。タイトルの羅列だけで著者名もリンクもないです。すみません。また部分的にしか見えていなかったため、完全なタイトルが不明な本、推定している本もあり、もしかしたら間違いもあるかもしれません。(Amazon等では実在が確認できなかった本もあります。)
以上、ご了承下さい。

東京のアパートの本棚(雪が本をかじっていた場面)

  • 『子どもと子どもの本のために』
  • 『みんなうんち』
  • 『あかちゃんからの自然療法』
  • 『子どもへのまなざし』
  • 『雨、あめ』
  • 『おばけなんてないさ』
  • 『はけたよはけたよ』
  • 『手づくりしたい赤ちゃん小物』
  • 『家庭でできる自然療法』
  • 『動物たちの子育て』
  • 『定本育児の百科』
  • 『小児医療』
  • 『育育児典 病気』
  • 『自然育…』(児?)

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田舎に引っ越したあとの本棚(雪と雨の幼児期)

  • 『モモちゃんとプー』
  • 『きょうはすてきな…』(?)
  • 『雪わたり』
  • 『ちいさいおうち』
  • 『家庭の医学』
  • 『図解 きのこ鑑別法―マクロとミクロによる属の見分け方』
  • 『かぎ針あみのレー…』(?)
  • 『常備薬クッ…』(?)
  • 『9ひきの…』(うさぎ?)
  • 『冬の虫 冬の自然』
  • 『おおきな木』
  • ぐりとぐらの…』(かいすいよく?)
  • 100万回生きたねこ
  • 『クリスマスプレゼントン』
  • 『しずかのさんぽ』
  • 『星座をさがそう』
  • 『ふゆのひ』
  • 『世界の食用植物』(?)
  • よだかの星
  • 『お料理しましょう』
  • 『雨、あめ』
  • 『もりのなか』
  • 11ぴきのねことぶた』
  • 11ぴきのねことあほうどり』
  • 『小児科の本』
  • 『てぶくろを買いに』
  • 春と修羅
  • 『遊びの…』(?)
  • 『おおきな…』(かぶ?)
  • 広辞苑
  • 『モモ』
  • 『ちいさいモモちゃん』
  • 『おふろだいすき』

僕が確認できたのは以上です。
児童書は定番の良い本が多いですね。

ちなみにあの本棚は、細田監督によれば、
「本棚会議みたいなのがあって、花だったらどういう本を置くか話し合いをしました。最終的には美術の石井弓さんっていう女性がセレクトも含めて彩色をまとめてます」
なのだそうです(参照: http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/098/98249/)。

追記(8/3):はてなブックマークに、母親の趣味の本がない、モモちゃんシリーズが2作目までしかない、などのコメントがありましたが、このリストは本棚のごくごく一部ですので、ここからどんな本が棚に「無い」かは分かりません。

フリーダム4歳児研究日誌:秋〜冬、そしてもうすぐ春ですね編

本日、娘が5歳になりました。twitterhttp://twitter.com/#!/acoela)で書いていた娘の4歳後半の生活記録をまとめてみました(4歳前半の記録はこちらです)。

9月 秋の気配

[09/01]ひらがなとミミズ

保育園の前で体をまげて死んでる乾燥ミミズを見つけた娘、拾い上げて、「このミミズ、"し"みたいなかたちだよ」、横に向けて「こうすると、"つ"みたいよ」。

[09/02]博物館見学

保育園のきりん組(3歳以上のクラス)さんたちは今日は大学の博物館に見学に行く予定。娘もとても楽しみにしている。雨天決行なので娘は合羽と傘と長靴で武装してでかけていった。

今日の博物館見学は楽しかったみたいで、保育園の帰りに「きょうりゅうのほねがあったよ」「きょうりゅうのうんちのいしもあったよ」「とりがおったよ、いきていないのだけど」(剥製のことらしい)などとうれしそうに話してくれた。

[09/05]仮面

庭で穴のあいた大きな葉っぱを見つけた娘、「とうさん、みて!」と言ってこんな遊びをしてた。保育園まで持って行って、先生にも見せていた。

保育園帰り、高い雲が夕焼けに染まって、その下に灰色の雲、というコントラストが奇麗だった。娘に「雲の色が違うでしょ。どうしてだと思う?」ってきいたら、しばらく考えて「わかった!ねずみいろのくもはゴミをあつめてるの。そらごみ!」だって。その後ひとしきり雲のゴミ集めの話で盛り上がった。

[09/07]作曲とリフレイン

保育園の帰り道の下り坂、道ばたで黒い猫を見つけた。娘が「シロさん(うちの猫)より小さいね」と言って、「かあさんに、しろさんよりちいさいくろいねこがおったよ、っておしえてあげる!」と「しろさんより〜ちいさい〜くろいねこがいたよ〜♪」っていう即興オリジナル曲を何度もリフレインしてた。

[09/08]コウモリさんコウモリさん

今日の帰り、田んぼの中を自転車で走っていたら、きれいに染まった夕焼け空を背景に、たくさんの蝙蝠たちが黒い姿で飛び交っていて、その風景がとても美しかった。
田んぼの中で蝙蝠たちを見ながら、娘に「蝙蝠は虫をつかまえて食べているんだよ」と教えた。家の近くでも蝙蝠が飛んでいたんだけど、それをみて娘が「あ、わかった!あのこうもりさんたち、かぞくだったんじゃない?それでごはんいっしょにたべてたんよ」って言っとった。うん、そうかもしれんね。

[09/09]コウモリ保育園

今日も保育園の帰りに蝙蝠たちを見たのだけど、昨日よりも数が少なく見えたので「蝙蝠さんたち、昨日より少ないね?」と言ったら、娘がしばらく考えて、「わかった! こうもりのおともだちが、きょうはたくさんおやすみなんじゃない?」って言った。あそこはどうやら蝙蝠保育園らしい。

[09/10]刺さる星

昨晩寝る時に、布団に寝転んだ窓の外、東の空に明るい星(木星だろう)が見えた。娘がそれをみて「あのほし、こわい」という。「どうして?」ってきいたら「おうちにささるかもしれん…」。刺さりそうなくらい明るくて鋭い光だった、ということなのかな。

[09/11]画伯

風船に絵付けしてる。

お友達のMちゃんの絵らしい。Mちゃんは保育園のお休みの日にはリボンをつけているんだって。みんなには教えてないけど、自分には教えてくれたのって、娘が自慢してた。

[09/15]マジック

保育園で髪留めのゴムを結んでもらっていた娘、帰りに自転車のヘルメットをかぶるためゴムをはずした。「落とさないようにね」と言って持たせたんだけど、保育園から出て50mもしないうちに「あれ、ごむがない」。道も自転車の座席も探したのだけど、結局見つからず。まるで消失マジックみたい。

今日の娘画伯のアトリエ。左下の絵は「おつきさまがねずみにかじられているところ」らしい。

[09/16]びっくり

保育園へ登る階段で死んだミミズに小さなアリがたくさん集っているのを見つけて、娘がピン留めでミミズをつついていたら、アリがピン留めに登ってきた。あわててふりおとした娘、「びっくりした〜、ありがつくかとおもった」だって。昨日はもっとでかいアリを素手で捕まえていたのにね。

[09/18]わるい熊?

朝、娘が起きてくるなり「きょう、ほっかいどうにいくひ?」気が早いね。行くのは明後日です。
4歳児「ほっかいどうに、すずもっていきたい。だってわるいくまがいるでしょ?

午前中は娘を美容院に連れて行った。カットしている間、美容師のお姉さんにいろいろ話しかけてもらって、楽しそうに受け答えしながら髪を切っていた。今までも短かったけど、さらにベリーショートになって本当に男の子みたい。でも本人が短くしたいというのだから良いよね。

[09/20]北海道旭川で学会

夕食の席でホテルの風呂の話になった。うちのホテルの部屋はユニットバス。娘が「へやのおふろ、ちいさいよ。ひとがはいれないくらい!」と言っとった。それはさすがに大袈裟。

[09/23]北海道旭川で学会

学会最終日。午前中は真面目にシンポジウムに出て、午後から旭山動物園へ。現地でU先生一家と合流。娘は保育園の同級生のお嬢ちゃんと一緒に見て回ることができたので、一層楽しかったようだ。晩ご飯も一緒に食べに行って、ジンギスカンをもりもり食べていた。
ペンギンとホッキョクグマの給餌を見ることができて楽しかった。

[09/24]北海道の空

高い雲、低い雲が幾重にも重なっているのが車窓から見える。娘がそれを見て、「あおいそらにくっついていないくもがあるよ

[09/27]バナナ

もう家を出る時間(7:30)になってから「えほんよんで!」「バナナたべる!」と言い出す4歳児。ニュートリノ並みの速度で絵本を読みきかせ、バナナは自転車の上で食べさせた。
そういうわけで、バナナの皮をもって出勤した。

[09/29]金木犀と多忙な幼児

朝、娘が「きんもくせいのにおいかぎたい」と言う。昨日、保育園にも金木犀があると娘が言っていたので、「保育園でかいだら?」と言うと、「うんどうかいのれんしゅうがあるから、かげないんよ」。…保育園児も忙しいのね。というわけで、少しだけ遠回りして金木犀の生垣の脇を通って出勤/登園した。

10月 体力の秋

[10/01]スタンド使い

娘と近所の公園で遊んでいる。かけっこの練習でタイムを計ってあげた。数回走って、疲れて少しタイムが落ちたら、娘が「とうさん、とけいをすこしおそくして!」って言った。

[10/08]運動会

午前中は娘の保育園の運動会だった。娘は障害物競走の途中の鉄棒で華麗な逆上がりを披露していた。観客の皆さんもびっくりしてたけど、親もびっくりした。あんなことできるようになってたんだね。
ついこの前までよちよち歩きだった小さい子たちが、元気に上手にダンスを披露しているのをみると、ほんとに子どもの成長ってすごいなあと思う。

娘が「おひめさまのごあいさつ、みせてあげようか?」と言うので何するのかと思ったら、小股でちょこちょこ歩いて来て、正座して、手を前について、頭をゴチンと床にぶつけた。

[10/10]干潟で遊ぶ

大潮で干潮が15:00すぎとちょうど良い時間帯だったので、娘をつれて安芸津にある干潟に遊びに行って来た。娘はもっぱら貝殻を拾っていたが、転石をはぐってカニを捕ったりもした。ヒラムシや、ヒザラガイ、イソギンチャクなどを見せてあげると、面白そうに見ていた。
娘に「これ、イソギンチャクだよ」と教えてあげたら、「いそぐやつ?」って聞き返された。
干潟あそび。

[10/11]前後軸

昨日、海でヒザガライ類を色々見てたんだけど、ケハダヒザラガイをみてた時、娘に「どっちがまえなん?」と聞かれた。だけど背面から見ただけではどちらが前か、なかなか分かり難かった。調べてみると、殻板の前端が前の殻板の下にもぐり込むような配置で並んでいるらしいので、こんど確認してみる。

[10/12]失礼な

先日の風呂上がり、娘との会話:「とうさん、おなかでとるじゃん(お腹をなでながら)」「やめて。出てないよ」「でも、でとるよ(嬉しそうに)」「出ていないって」「だって、おなかにおさけ、はいっとるじゃん(笑)」orz。

[10/15]ぴょんぴょん

このところ娘(4歳児)が三原順の『はみだしっ子』をよく眺めている。「お話わかるの?」ときくと「わからん」って言うのだけど、絵が気に入っているみたい。

体力が余っている娘(4歳児)の室内運動用にトランポリンを買ってあげて、それが昨日届いた。楽しそうにぴょんぴょん飛んで遊んでいる。いまiPadYoutubeの「マルマルモリモリ」を見ながら跳ねてる。

[10/16]夢で…

宇品港に寄港している帆船海王丸を見に行きたかったけど、娘に「ぜんぜんみたくない!」「ゆめでみたことあるし!」と、よく分からない理由でリジェクトされてしまった。仕方ないので家で自転車の整備をしたり庭仕事をしたり。

デジカメの電池をレンジャーキーに、充電器をゴーカイセルラーに見たてて遊ぶ4歳児。

[10/18]草露

晴れて肌寒い朝。登園/通勤途中、田んぼのあぜ道の草に露がおりて、きらきら光っていた。「小さな水がついて光っているんだよ」と言うと、娘が「あのくさとりたい」。自転車を降りて近づいてみると、遠くから見えていた光が消えて、娘は不思議そうだった。摘んだ草を持って登園し、先生に見せていた。

[10/20]ジェンダートラブル

娘の保育園のお迎えの時に、Yくんという小さな男の子のお迎えと一緒になった。「Yくんって、かわいいよね〜」って娘に言ったら、娘が「かわいいじゃなくて、かっこいいだよ。おとこのこだから!」って言った。"可愛い"のは女の子、男の子は"かっこいい"らしい。ジェンダーの刷り込み怖い。

[10/21]芋ほり

娘がいつもより1時間以上早く、5時半前に起きてきた。今日は保育園の芋掘り遠足。「せんせいに、はやおきしてねっていわれた」と娘。そんなにはやく起きなくたってお芋は逃げないけどね。

[10/22]宮島水族館

久しぶりに完全にオフの土曜日。リニューアルした宮島水族館を見て、宮島ブックトレイルを楽しみ、娘は鹿と遊び、楽しい一日でした。 http://t.co/4sJxhVt5

宮島水族館(みやじマリン)は以前の趣も残しつつ、とても見やすくなっていて良かった。思ったよりも混雑はしていなかった(並ばずに入れたし)。ただアシカショーのアシカさんたちはまだちょっと訓練途上という感じでした。それもまた可愛いけれども。
観客席に転がって来たボールを娘がアシカに投げ返してあげたんだけど、残念ながら受け取ってもらえませんでした。
みやじマリンには、娘と同じ名前のカワウソがいました。

[10/23]画伯ふたたび

コブタとウリボウのトントン相撲。

両者痛みわけ。

娘と公園で遊んできた。地面にくだものの絵を描いていた。

娘画伯作、恐竜の足あと。

娘画伯作、猫。

誰とは言わないが、ウッドデッキに足あとをつけてまわってはしゃいでいる人が一人…。

[10/24]さんすう

昨日はお風呂で娘とビー玉の数当てゲームをした。ビー玉を7つ用意しといて、僕がいくつか手で握って隠す。残ったビー玉の数をみて、娘が手の中のビー玉の数を当てる。時間がかかる事もあるけど、かなり正確に当てることができてた。6個でやってもほぼ正解。こんどはもう少し増やしてやってみよう。

[10/25]バナナふたたび

虫さされが痒いと娘がいうので薬を塗って、「人間は傷が治るように出来てるから、そのうち治るよ」と言うと「じゃあどうぶつは?」「動物も治るよ。シロさん(猫)もちゃんと治るよ」「じゃあ、とりは?」「鳥も治るよ」「じゃあ、うしは?」「牛も」「じゃあ、ばななは?」…バナナは……どうだろう?

昨日は娘と背中にひらがなを書いて、書いた字を当てるゲームをした。初めてやったんだけど、娘はそれなりに当てていた。逆に娘が出題したときは、娘の筆跡で、しかも何文字も続けて書くので、なかなか当てるのは難しかった。当てられないと「おしえてあげよっか?」と嬉しそうに正解を教えてくれた。

[10/26]テレビで

ためしてガッテンをみてたら、生物生産学部のY先生が登場してびっくり。娘にとっても「保育園のお友だちのお父さん」なので、「○○ちゃんのおとうさん!」といってよろこんでいた。知っている人がテレビに出るのを見たのは、娘にとって初めてかもしれない。

[10/28]しっとるわい!

自転車で通勤/登園途中の田んぼの中に、きれいに籾殻山が作ってあった。娘に「ほら、あそこに山ができてるよ」と指さすと、「そうだよ。しっとるよ」という。昨日まではなかったと思うけど。見たことあったっけ?
このごろ娘は明らかに初めて見聞きするもの(たとえばTVでみる海外の風景とか)でも「そうだよ」「しっとるよ」「みたことあるよ」って言うので、面白い。保育園でおともだちと「しってるよ」競争があるのかな?

4歳児とお風呂にはいって、一緒に太鼓(正確に言うと洗面器)を叩いてきた。

[10/29]こころにしゅんそく

公園で落葉遊び。いちばん大きな葉っぱを採った人が勝ち。

4歳児、運動会の思い出を語る:「さかあがりひとりでできたんよ。それでTちゃんを(障害物競走で)ぬかしたの。こころにね、"しゅんそく"があったけん、できたんよ」。"しゅんそく"はアキレスの運動靴ね。娘は持っていないんだけど、心の中にはあったらしい。

娘が『冒険エレキテ島』をぱらぱらとめくって、パイロット帽をかぶってる主人公をみて、「なうしかみたい」って言っとった。

[10/31]別れ

娘の保育園のK先生が今日で退職。おめでたい話と込みなので祝福するが、保育園の設立時からお世話になってきた先生なので、やはり淋しい。設立時の4人の保育士の先生と、給食の先生1人のうち、これで3人が園を離れて、残っているのは園長先生と給食の先生の2人になった。
娘を迎えに行って、別れ際、K先生と「まだハイハイしてるくらいのときからみてましたけど、こんなに大きくお転婆さんになって…」「早いものですねえ」なんて話をして、何度も「お世話になりました」「ありがとうございました」と言ったけど、何度言っても足りないくらいお世話になった先生でした。

11月 秋ふかし娘はなにを

[11/01]ナメクジ

娘が早起きして早く家を出る事ができたので、途中まで歩いて登園/通勤。途中でナメクジをみつけた。娘は「くるまにふまれないかな」と心配していたけど、道端だから大丈夫だよ、と言ったら安心してた。 http://t.co/spwnau6T

[11/03]安佐動物公園

今日から日曜日まで妻が出張なので、4日間の父子家庭。今日は動物園に連れて行く予定。
娘はアヌビスヒヒとの綱引きコーナーに夢中だった。ヒヒが綱を引いてから子供が引くと餌が出てくる仕組み。だけど子供達は一所懸命に引っ張るのでなかなかヒヒが勝てず餌がゲットできない。娘は子供達に「はじめは、おさるさんに、かたせてあげんといけんのよ!」と言ってしきりに仕切ろうとしてた。

[11/04]4歳児、いえをまもる

昨日、夕食の支度をしようとしたら、娘が「てつだってあげる」と言って野菜を洗ったり、切った野菜を盛りつけしたりしてくれた。妻が出張に出かける前に「父さんと一緒に家を守っとってね」って言われたのを憶えていて、「さんにん(註:シロさん(猫)を含む)でいえをまもろうね!」って言ってた。

[11/05]にゃー

昨晩、出張中の妻に電話したいという娘に「母さんに電話して、"ニャー"って言ったらシロさん(猫)が電話してきたかと思うかもしれんよ」って言ったら、大喜びで電話して「にゃー、にゃー、にゃー」って言ってた。そのうちなぜか犬やらニワトリやらいろいろ登場して、家が動物園状態になってた。

晴れたら娘をつれて大学祭に行くつもりだったけど、今日は一日雨らしい。
行くか行くまいか迷ったけど、結局、雨の中、大学祭に行ってきた。まずは臨海実験所の海産動物展示コーナーを覗いてご挨拶。娘はタコを触ったりして楽しんでいた。そのあと植物管理室の温室をみて、小さな木製の椅子を作らせてもらった。
そのあと両生類研究施設へ。たくさんのカエルやサンショウウオ、イモリをみて楽しんだ。GFP遺伝子を入れた光るトランスジェニックカエルの展示では、娘が食い入るように蛍光実体顕微鏡に見入っていた。
お昼ご飯のあとは教育学部祭に行って、バルーンアート、ビーズの腕輪、スライム、キーホルダーなどを作らせてもらって楽しんだ。途中、保育園のお友だちのMちゃんと会って、二人で大騒ぎで遊んでいた。雨には濡れたけど娘にとっては楽しいお祭りだったみたい。明日は雨がやんでくれると良いのだけど。

[11/06]大学祭

今日も午前中は教育学部祭に行き、その後、ビオトープと、生物生産学部のミニ動物園で遊んだ。娘があちこちでトラップされるので、結局、農場にはたどり着けなかった。去年のように体験乗馬もしたかったようなのだが、受付時間に間に合わず。
娘がいちばん喜んでいたのが、途中で見たマジックサークルのパーフォーマンス。カードマジックや、ジャグリング、クリスタルボール、パントマイム等を最前列で食い入るように見ていた。「ほんものの、まじっくだったね!」って言って喜んでた。

[11/07]大学祭

大学祭の工作コーナーで、娘がプラ板に絵をトレースしてキーホルダーを作った(熱をかけると縮む)。まあ、これはこれで味がある…かな?

大学祭でパントマイムを見ながら真似をする4歳児。

[11/08]むっちゃ長い

昨日の保育園からの帰り道、娘が突然「ながーいくるまがすきなんよ」って言うので「どのくらい長いの?」と聞いたら、「もっともっともーっとながいの!」といって、自転車の上で「もっともっともっともっともっと……」って、家に着くまでずーっと言い続けた。だいたい2kmくらいの長い車になった。
家に着いたら「むっちゃながかったでしょう! たくさん、ひとがのれるんよ!」って自慢してた。

[11/09]百年

右足の小指をぶつけるという悲劇に見舞われ、足の指が痛いと娘に泣きごとを言ったら、「ひゃくねんたったらなおるよ」と言われた。

[11/14]せんせいは知ってる

お風呂で娘としりとり遊びをしていたら、娘がときどき日本語には無さそうな単語を返してくるので、「それなに?」って聴いたら、「せんせいにおしえてもらったんよ。とうさんとかあさんはしらんけど、せんせいはしっとるんよ」って、すました顔で言われた。

[11/16]おしゃれ幼児

朝ご飯のあと、ピンク色の蛍光ペンで爪に「マニキュア」を塗って遊んでいた4歳児。登園時間になって自転車に乗ったら、「マニキュア」が落ちかかっているのに気づいて、「ぬりなおす!」と強硬に主張。自転車の上で爪のお手入れに余念がなかった。

[11/17]たべたい

NHKニューギニアの森に暮らす人たちの番組をみていた娘、昆虫の幼虫を食べるシーンをみて、「おいしそう」、「たべたいなー」って言ってた。

[11/18]どーなつ

昨日の晩におにぎりを作ってもらった娘。ラップにくるんだおにぎりを平たくつぶし始めたので何をするのかと思ったら、真ん中に穴をあけて「どーなつおにぎりだよ!」といって美味しそうに食べてた。

[11/22]特技

歯磨きの後に、娘がコップを使わずに手で水を汲んでうがいをしながら、「Mちゃん(註:保育園のおともだち)はね、これできんのんよ」って自慢げに言うんだけど、そりゃMちゃんのご両親はうちとちがって上品だから、そういうことはしないしさせないよね…。

[11/25]みかん

朝、みかんを食べていた娘、2房だけ残して「ほいくえんにもっていきたい」と言う。「せんせいやおともだちが、みてないときにたべるんよ。そんで、せんせいかおともだちがこっちみたら、くちをとめるの」だって。まあ好きにしてください…。

[11/28]まるい

夕食のときに娘が「とうさんとかあさん、まるいおかねばっかり、たくさんもってるよね」って言ってたんだけど、それどういう意味?

[11/30]空の迷路

朝の雲をみあげて、娘「とうさん、そらみて! めいろみたい。あおいところがじめんで、しろいのがかべ!」

12月 冬が来た

[12/04]枯葉の寝床

鏡山の山頂に登った。娘は枯葉でベッドを作って遊んでいる。

iPadの「太鼓の達人」ゲームのプレイヤー名を娘が設定したんだけど、「こあら、ってなまえにしたよ!」と得意げにいうので見てみたら、「こわら」って書いてあった。

[12/06]ねこのしごと

昨日の保育園の帰りに、娘と河童の話になった。「おしりのたまをとられるんよね」と娘が言うので、河童は怖いけど、おばけだから本当にいるかは分からない。昔の人が見たという話があるけど、僕は見たことがないし、たぶんいないと思う。だけど、ほんとのことは分からないよ、と話をした。
「河童なんていないよ」と言ってしまうのも味気ない。池や川を見た時にふと河童の影を想像してこわごわと目を凝らしてしまうような生活の方が楽しいなと思う。

昨日の保育園帰りの娘との会話:「とうさんの、おしごとするところってほいくえんのちかくだよね?」「そうだよ。行ったことあるでしょ?」「うん。かあさんのおしごとのところにも、いったことあるよ」「そう」「だけど、しろさん(註:猫)のおしごとすることろは、おうちだよね!
ねこの仕事は寝ることか。

夕食の時に娘が突然「め(目)のしたには、のりがついているよね?」と言い出した。さらに「は(歯)のしたにも、のりがついているよね」と言う。われわれ親は二人とも「のり?」「ついてないよ?」「なんのはなし?」とちんぷんかんぷんだったのだけれど、そしたら…(つづく)
娘が自分の部屋から『ちいさいモモちゃん』の本を持ってきて、本を開いて「ここよんで!」と言う。読んでみたら、焼き芋屋さんのおばあさんがモモちゃんに入れ歯をみせて、“のりがとれちゃって歯は抜けたけど、目にはまだのりがよくついているから大丈夫”というお話をするエピソードだった。
読んでみて、ああそういえばそんなエピソードもあったなあと思い出して納得。そんなに何回も読んでいるわけじゃないのに、子供の記憶力はすごいね。

[12/07]メーテル&ピース

娘は登園の時にこんな帽子をかぶって(その上にヘルメットをつけて)行くんだけど、今朝出かける時にみたらなぜか異様に帽子の背が高くてメーテルみたいになってた。どうしたんかと思ったら、中にピース(註:ホッキョクグマのぬいぐるみ)が入ってた。

[12/11]島

今日は下蒲刈島上蒲刈島へ遊びに行ってきた。「出会いの館」っていう道の駅みたいな(?)施設に猫が7匹くらいいて、娘が喜んで追い回したり撫でたりしていた。 http://t.co/v2dmaIx5

たまたま島の港でお祭りをやっていたので、そこでお昼ご飯を食べた。焼き牡蠣や呉の肉じゃがが旨かった。娘は鯛飯を喜んで食べていた。 http://t.co/ckO4NIIA
蒲刈の「であいの館」で、たまたま野生児の姉弟が来ていて、娘(まけず劣らず野生児)と一緒に猫を追い回していたんだけど、その子達が港のお祭りにも来ていて、海の動物のタッチプールでタコやらサメやらをつかまえて遊んでいたので、娘も負けじと軟骨やら軟体の動物をつかまえて大喜びだった。

[12/13]プレゼント

娘がシロツメクサの指輪を作ってくれた。

かあさんにクリスマスプレゼントを作ると言って、娘が頑張っている。僕も一緒に作っているんだけど、ビーズを通す順番を間違えて、「あれ? これでいいん? ちがうんじゃない?」と4歳児に指摘されてしまった…。 http://t.co/N1N57JPv

[12/14]ゼロの発見

お風呂に入りながら、娘と誰が一番に歯磨きをするか競争しようと話をしてたんだけど、そしたら娘が「…なんにもはみがきしなかったら、ゼロばんってことよね? だったらシロさん(註:猫)が、ゼロばんじゃない?」って言った。

[12/19]無限の発見

今朝は寒くて、田んぼにたまった水がところどころ薄く凍っていた。娘に「ほら、少し凍ってるよ」って言ったら、「ぜんぶこおったら、すけーとができるね!」って言ってた。

庭の植木等の手入れがなかなか難しいので妻が「(シルバー人材センターの)シルバーさんにたのんでみようか」と言うのを聴いていた娘が、「しるばーさんって、ごーかいしるばーみたいなひと?」って聴いた。そんな人が来てくれたら楽しいよね。

娘が保育園で「むげん(無限)」っていう言葉を憶えてきて、夕飯の時に「むげんって、むっちゃおおいんよ! むげん たす むげん たす むげん たす……ってしたら、てんじょうよりたかくなるよ!」って言ってた。

[12/23]発明

4歳児が開発した新しいアンパンの食べ方:(1)アンパンの外側のパンをむしって食べ、餡を残す (2)もう一つのアンパンについて1を繰り返す (3)2つの餡を一つにまとめ、両手でくるくると丸める (4)餡を少しかじる (5)また丸める (6)無くなるまで4~5を繰り返す。
(自分で食べるのは勝手なんだけど、手で丸めた餡を「とうさんもたべて」と口に突っ込むのはやめてほしい…)

[12/25]サンタクロースカミングトゥ

娘はサンタクロースさんにもらったヒーリングチェストに夢中です。
ヒーリングチェストはだいじなたからものだから、とうさんはあそんじゃだめ! なんだって…。
ヒーリングチェスト、4歳児から「とうさんもさわっていいよ」という許可が下りたが、キラキラのところはだめよ! とか、てをあらわんとだめよ! とか、注文が多い。

娘と近所の公園に来て遊んでいるが、寒い。雪もちらついている。
娘が描いた絵。ヒザラガイみたいだけど、玉子焼きらしい。

昨日の夜サンタクロースさんが来たんだけど「とうさんは寝てたから見れんかった」と娘に言ったら、娘は「こう(寝たふりして薄目をあけて)しとったから、みたよ! どこにプレゼントおこうかなーっていっとった」と言う。「トナカイさんは一緒に来とった?」ってきいたら、外で待っていたんだって。

[12/26]わしは

今朝も例によって家を出る時間をとうに過ぎて、玄関で娘を「はやくはやく!」と急かしていたら、娘が玄関にのそのそと四つん這いで出てきて、「わしはうごきがのろいからのぅ」っておじいさんみたいな口調で言ったので、思わず笑ってしまった。

[12/27]氷の迷路

今朝も寒かった。自転車で田んぼの中を通っていたら土の間に溜まった水が複雑な形で凍っていた。娘がそれをみて「こおりのめいろみたいだねー」って言った。

[12/30]お手伝い

大掃除。窓ふきと電灯の掃除を娘と一緒にやった。一人でやった方が早い、かもしれないけど、みんなでやった方が楽しいね。

[12/31]××館の惨劇

妻の実家で娘が(もらいものの)リカちゃんで遊んでいるが、何か惨劇のあとのように見える。

1月 新年あけまして

[01/01]チーターの技

facebookにも親バカ年賀状をuploadした。
ダーウィンがきた」を観ていた娘、チーターの狩りに感激して「チーターすごいね、キリンでもつかまえられるんじゃない?」って言うので「キリンは大きいからどうかな〜?」って答えたら、「さいしょにあたまをかんで、つぎにおしりをかんで、さいごにしっぽをかんだらいいじゃん!」って言ってた。

[01/03]初夢

娘がなかなか起きてこないので様子を見に行ったら、ベッドの上ですでに起きていて、「アンパンマンのゆめみたよ!」と教えてくれた。アンパンマンが助けてくれたんだって。良い初夢だったね。

[01/09]家族旅行

昨日から今日、花巻の近くの渡り温泉というところへ両親、妹、弟の家族皆で一泊旅行に行ってきた。雪が深くて景色が綺麗な宿でした。僕は体調が今ひとつで、料理を十分味わえなかったのが残念。 http://t.co/xE9SwGKB
昨日行った岩手の幽玄洞という鍾乳洞。娘は初めての鍾乳洞探検でした。

[01/10]ことわざ

実家でことわざカルタで遊んでいた娘、「負けるが勝ち」という読み札を聞いて「ちがう!」って言うので何かと思ったら、「かちはかち、まけはまけなんよ!」って主張してた。
仙台空港で手荷物カウンターのセキュリティチェックの(ちょっと体格の良い)お兄さんが重いスーツケースを持ち上げてくれたのをみて、娘が「きんにくもりもり!」って感心したように言ったら、そのお兄さんが「筋肉だと良いんだけどね〜、やわらかい肉で…」って苦笑いして言ってた。

[01/13]猫バスの謎

風邪で保育園を2日休んでしまった娘だが、今朝は完全復活。病み上がりなので車で送ってもらったらと思ったんだけど、娘が自転車で行くと言うので一緒に出た。途中、霧雨に降られたけど元気に登園。
自転車の上で電線を見ながら娘が「あのくろいせんって、どこまでいってるんかね?」と言うので「電気をつくる所までつながっているんだよ」と言うと「ねこバスって、なんであのうえをはしってでんきバチバチっていってもだいじょうぶなんかね?」……うーん、おばけだから、かな?

ニュースで、広島市内でつかまった李容疑者がニット帽を深くかぶっていたのをみて、娘が「(自分も)あんなふうにぼうしかぶっとったら、けいさつにつかまっちゃうかもしれんね!」って言ってた。

[01/17]氷

氷をみれば割ったりすべったりしてみたくなるのが子ども(まれに大人も)。

[01/26]別れ

現実感がなく、なにか夢の中にいるようで、しかしきわめて現実的な対応を慌ただしく迫られた一週間でした。家族、親族、父母の友人、父の仕事仲間の皆さんに深く感謝します。悲しみの中で、娘や甥たちの笑顔に救われました。ありがとう。昨日、広島に戻り、また毎日の生活を始めます。

[01/27]英語

4歳児「きゃべつのえいごは、れたすよね!

保育園帰り、娘が歩きたいというので、約3kmの道のりのうち2km強くらいを歩いた。歩き始めるときに「途中まで歩いたら自転車に乗るよ」って約束したのになかなか乗ろうとしないので、「途中までって言ったでしょ?」と言うと「おうちまでが、とちゅうってことなんよ!」って変な理屈を言ってた。
途中で寒くなってやっと自転車に乗ってくれたけど、春〜秋だったら家まで歩いていただろうな。2歳の時に約5kmを歩ききった健脚娘だからな…。

[01/31]ミトン

朝、いつもの田んぼの中の道を娘を乗せて自転車で走っていたら、遠くになにか落ちている。近づいてみるとカラフルなミトン。誰が落としたのかな、と思ってよくよくみると、なにか見覚えのある柄……。娘のミトンだった。昨日の帰り道で落としちゃったんだね…。

2月 春近し

[02/02]まだ早い

娘が清原なつののマンガ(お伽ファンタジーシリーズ)を開いて「これよんで」って言うので困った。

[02/05]ふうせん

娘が昨日から「ふうせんかって」と言い続けていたので今日、買ってあげた。いままでは親が膨らませてあげてたのだけど、今日は娘が自分で膨らませられた。こんなところにも成長を感じる。調子に乗って30個入りのうち10個くらいをふくらませてしまい、娘の部屋が風船だらけになっている。

[02/07]ドレミ2題

娘が「ド ド レ ミ ミ ソ ミ ミ レ レ ド …」と歌うのに合わせて「おおきなくりのきのしたで…」と歌わせられた。朝の忙しい時間に。

娘としりとりをしていて「ど」がまわってきたので、「ドレミファソラシド」って言ったらすかさず「ドシラソファミレド!」って返された。

[02/08]夢

娘とお風呂に入りながら谷山浩子の『ねこの森には帰れない』を聴いてたら、「なくした夢はもどらない」のところで娘が「なくしたゆめがひとつあるんよ…」と意味深な発言をしてた。なんだろ気になる…。

[02/09]水上生活ごっこ

今朝は晴れたので娘と自転車で保育園へ行こうと外へ出たら、庭にはえた霜柱に娘が気を取られてしまってなかなか自転車に乗ろうとせず、出発が遅れてしまった。たしかに霜柱を踏むのは楽しいけれども。
NHKで水上の家で暮らす人たちの番組をみた娘は、さっそくお風呂にフタを浮かべて水上生活ごっこをしていた。

[02/10]ろぼっと

娘は昨日保育園から帰ってから今朝出かける前まで(お風呂の時間を除いて)ずっと、白いハートマークのシールを額に貼っていた。「えんちょうせんせいに、つくってもらったの!」と言って嬉しそうでした。
娘は週のはじめから「きんようびに(保育園に)ロボットがくるんよ!」といって楽しみにしていた。今朝「どんなロボットがくるの?」ってきいたら、「レスキューロボット!」って言っていた。楽しそうだな。

[02/11]けっこんブーム

昨日4大陸選手権の男子ショートプログラムをみていたら、娘が町田樹選手をみて「このひととけっこんしたいなあ」って言ってた。

娘の保育園には昨日、レスキューロボットがやってきて、娘も操縦させてもらったらしい。家に帰ってから、「こうやったら、こういうふうにうごくんよ!」って身振りをまじえて教えてくれた。

昨日はフィギュアスケート4大陸選手権をみて町田選手と「けっこんしたい」と言っていた娘、今日は浅田真央選手と「けっこんしたい」と言っていた。「おんなとおんなでも、けっこんしているひと、いるよね?」だって。前にそんな話をした事を憶えていたみたい。

[02/12]素肌

広島市の森林公園で遊んでいます。

清盛と兎丸の闘いをみた娘の感想:「にんげんのはだって、はがれやすいよね。あんなことしとったら、はだがはがれちゃうよね…」。うむ。いつもみてるスーパー戦隊仮面ライダーは、頑丈なもので身を守っているものね。

[02/14]にゃーお

「こぶたぬきつねこ」を娘と歌った:娘「こぶた!」僕「ブーブー」娘「たぬき!」僕「ポンポコポン」娘「きつね!」僕「コンコン」娘「ねこ!」僕「ニャーオ」娘「こぶた!」僕「ブーブー」娘「たぬき!」僕「ポンポコポン」娘「きつね!」僕「コンコン」娘「ニャーオ!」僕「ねこ」……あれ?

妻がチョコレートを買ってきてくれたが、当然の事ながら、いちばんたくさん食べるのは娘である。

[02/18]ありんこアリー

今日の午前中は保育園の発表会だった。娘たちは「ありんこのアリー」という絵本を題材にしたオペレッタを演じた。3〜4歳クラスだとまだたどたどしさが可愛い感じだったけど、娘たちのクラス(年中+年長)になると、もうみんな堂々としていて、歌も踊りもとても上手で感心した。

[02/20]オリオン

保育園の帰りに自転車の上で娘が「あ、みっつならんだほし!」と言うので見上げたら、オリオン座が奇麗に見えていた。「ああ、ほんとだ。あれはオリオン座だよ」と言うと、「しっとるよ!」。前に教えてあげたのを憶えていたんだね。

[02/21]英語ふたたび

夕飯のとき、娘がどこで憶えてきたのか「サンキュー ベリー マッチ!」って言ったので「お、英語しゃべれるの? じゃ、英語で "おはよう" はなんていうか知ってる?」ってきいたら、得意げに「ニーハオ!」って言った。

知らない人によく男の子に間違われる娘。今日お風呂で、「(よそのひとに)おにいちゃん、とか、ぼく、とかいわれるのいやなんよ…」と言うので、「どうして?」ってきくと「おとこのこは、あかちゃんうめんし…」って言ってた。
「じゃ、○○ちゃん、おんなのこだよ、って言ったら?」って言うと「なまえいうの、はずかしい」。「じゃ、わたしおんなのこだよ、って言えば?」って言うと「わたし、っていえんのよ」。「じゃ、うち、おんなのこじゃけ、まちがえんといて! っていえば?」って言ったら、やっと納得してた。
男の子に間違われても、あまり気にしている風には見えなかったんだけど、密かに気にしていたのかな?

[02/23]彫刻家

娘が朝食のパンで作った「りすさん」。食べもので遊んではいけません。(このあと娘がおいしくいただきました。)

[02/25]おねえちゃん

昨日の保育園の保護者面談は先日の発表会の「ありんこのアリー」の練習風景について色々と話をきいた。子供たちが自分たちで話し合いながらいろんな工夫をして、また互いに励まし合って練習していたのだという。成長しているんだなと思うと同時に、そういう場を与えてくれる保育園に改めて感謝した。

昨夜、実家から嬉しい報せ。娘に年下の従妹ができた。年上の従兄弟、従姉妹はたくさんいるけど年下は初めて。「お姉ちゃんなんだから○○ちゃんと遊んであげないとね」と言うと嬉しそうにして、「○○ちゃんにこれあげるの!」などとプレゼントを物色していた。早く会えると良いね。

[02/26]たべたい

庭でミミズを見つけた娘、いわく「ミミズさんはいいなあ、つちがたべられて
おなかすいたのね。

以上、親ばかライフログでした。あ、ミミズで始まってミミズで終わってる!

フリーダム4歳児の生活と意見

久しぶりの更新です。
娘が4歳半になったので、twitterhttp://twitter.com/#!/acoela)に書いていた娘の4歳前半の生活記録をまとめてみました。

3月 お誕生月編

[3/1]お誕生日

弥生ついたち、はつ燕、
海のあなたの静けき国の
便もてきぬ、うれしき文を。
春のはつ花、にほひを尋むる
あゝ、よろこびのつばくらめ。
黒と白との染分縞は
春の心の舞姿。

燕の歌 ガブリエレ・ダンヌンチオ
上田敏海潮音』より

というわけで、弥生ついたち。娘の4歳の誕生日。おめでとうを言おうと思っているんだけど、まだ起きてこない…。
雲行きが怪しかったけど、娘が「とうさんと行く」と言うので自転車で出勤/登園。途中めざとく膨らみかけた熱気球を見つけた娘、「見に行く!」というので、遅刻ぎみだったけど、まあお誕生日だし(?)良いか、と近くまで行き離陸を見学した。

保育園にお迎えに行ったら、残っていたお友だちがみんなで娘にハッピーバースデーの歌を歌ってくれた。感激した。
[3/2]
娘の保育園ではお誕生日にひとりひとりお誕生会をしてくれて、その中でお誕生日の子にお友達が質問するコーナーがある。ふつうは「リンゴは好きですか」みたいな可愛い質問なんだけど、娘は昨日、年長のYちゃんに「生まれ変わったら何になりたいですか」という難しい質問をされたらしい。
Yちゃんの「生まれ変わったら何になりたい?」という質問に、娘は「大人になりたい」って答えたと先生が教えてくれた。ちょっと複雑な気分だけど、親や先生や周りの大人たちをみて「大人って楽しそう」と娘が思っているのだとしたら、良いことなのかなと思った。
[3/6]
娘と水の上を走るカイツブリの真似をしてたら、「ちがう! こうよ」とダメだしされた。(註:テレビでカイツブリの特集をしていたのです。)
[3/29]
娘がTLのアイコン指差しながら「ねこちゃん」「ねこちゃん」「ふくろう」「かえるさん」「ねこちゃん」「かえるさん」「きょうりゅう」「ねこちゃん」……猫ちゃん多いね。

4月 春がきた編

[4/8]
今朝は雨。今夜は飲み会があるので妻の車に乗せてもらって娘と3人で通勤/登園。娘はお気に入りのカエルの合羽姿。車の中でカラスをみつけた娘、「カラスさん、『おいらも合羽着てるぜ』って言ってるかもしれん」。…たしかにカラスの羽は合羽に見えるかも。
娘の建造物。

[4/10]
娘が昨日から「猫のいる神社に行きたい」と言ってる。前に行った尾道のことである。あれ、神社じゃなくて寺だけどな。
娘が「花束」を作ってくれた。「なんで?」って聞いたら、「自転車を一生懸命こいでくれたから」だって。 http://t.co/VJBN0MS
[4/14]
娘、自転車の後ろの席で「梅の小枝でウグイスが〜」なんて、ご機嫌に鼻歌を歌っていたのだけど、急に「とうさん止まって!」というので、何ごとかと思ったら「梅の小枝で赤ちゃんの〜小さいツバメが歌います〜」って歌って、「変な歌でしょう〜!」って自分で受けてた。
[4/26]
娘、「みんなのうた」70'sの録画で「ドンペペの歌」をヘビーローテーション中。よほど気に入ったらしい。
[4/29]
娘、廃材を並べて平均台?を作っている。

捕虫網を買って来たので、娘は虫捕りをして遊んでる。さっきは蝶を捕まえた。

さっき捕まえた蝶に娘が、ひらひらさん、と名前をつけた。

5月 新しい家編

[5/3]
皆で庭仕事中。娘がでかいミミズを見つけた。 http://t.co/TE5R7Cb
娘はバーベキューの後、庭の灯りに集まって来た蛾を捕虫網で捕まえていた。上手に3匹採ってた。なかなか才能がある(←親バカ)。
[5/8]
娘がソファに寝転んでやけに真剣な顔で『銀の三角』(萩尾望都)を読んで(ていうか見て)いるので、「面白いの?」ときいたら「ううん、おもしろくない」。ま、そりゃそうだろうな。
[5/11]
新居のお風呂はヤマハ製で、天井にスピーカーがついてて音楽が聴ける。昨日、UAが歌う「てぃんさぐぬ花」が流れたのを聴いた娘、「えいごでうたっとる?」 分からない言葉はみな「えいご」らしい。「うちなーぐちだよ」と教えてあげた。
[5/13]
この2、3日、お土産で頂いた栃餅を気に入って食べていた娘、今朝、あと1つしか残っていないのを見て「2つ食べたかったなあ」と言うので、「きのう自分で食べちゃったんじゃないの」と言うと、「あ、とーめいにんげんがたべた?」――このところ透明人間が頻繁に現れる我が家…。#kodomo
[5/14]
みんなのうた」のDVD-BOXを買ってしまった。昨日からずっと娘が楽しんで観ている。きのうは「山口さんちのツトム君」を気に入って何度もみていた。谷山浩子の「恋するニワトリ」も気に入ったみたい。
[5/17]
娘が最近、「お月様に行きたいなあ」とか言うので、もう少し大きくなったら早紀ちゃんシリーズを読ませようと思ってる。
さっき娘とお風呂に入ってる時に、谷山浩子さんの「ねこの森には帰れない」が流れていたので、「これ、"ココ コッコ ココ …… 恋は恋は恋"(恋するニワトリ)と同じ人が歌ってるんだよ」って教えたら、娘、「ニワトリが歌ってるん?」。なぜそうなる?
[5/25]
娘(道草王女)が昨日帰り道で歩きながらみつけたもの:タンポポの綿毛、野いちごの実、シロツメクサ(イモムシ付き)、ネムノキの葉っぱ、野良犬、大きなミミズ(ただし乾燥品)、カエル、アメンボ。ネムノキの葉は採って帰って葉が閉じるのを観察した。
娘と風呂に入ってたら、つじあやのが歌うスピッツの『猫になりたい』がかかったので「これ、猫になりたい、って歌だよ」と教えたげたら、娘が「猫になりたいなあ。父さん、猫になれるように歌って!」て言うから歌ってたら、「猫になれたら、うちの猫ふたりになるよね!」うん、計算は合ってる。
[5/27]
娘(フリーダム4歳児)は朝ごはんのあと7時を目前にしてプラレールで遊び始めたので、どうなることかと思ったが、あまり遅くならずに家を出られた。
[5/30]
今日も道草三昧だった娘の、今日の収穫。猫の尻尾みたいな草。「シロさん(猫)におみやげ!」と言って「しっぽしっぽしっぽよ♪」って歌いながらもって帰った。

6月 むしむし大行進編

[6/2]
娘と自転車通勤/登園。娘は上機嫌でずっと鼻歌を歌ってました。「ねこのもりーにはかえれないっ♪ ここでいいひとみつけたから♪」最近は谷山浩子さんがお気に入り。
ちなみに、ここ最近、お風呂に入る時に娘がリクエストするのは友部正人の「つばめ」。何度も繰り返し聴いてます。友部正人好きの4歳児。渋い…。
[6/3]
今朝も娘と自転車通勤/登園中。近所で、首輪をした白い猫をみかけて、うちのシロさんよりも少し大きかったので、「シロさん、喧嘩したら負けるよね」「ぴょんっ、って飛んで逃げるかもしれんよ」「でも仲間になるかもしれんよ」なんてぺちゃくちゃしゃべってた。
娘が最近、「○○は××の仲間だよね?」と質問してくる。「ガはチョウの仲間よね?」みたいに。で、こちらは系統分類学的な観点から「そうだよ」とか「ちょっとちがうかな」とか答えてるんだけど、娘的には「仲間」は「仲良し」という意味を含んでいるみたいで、話がときどき噛み合ない。
[6/6]
今朝の自転車登園/通勤時の娘の鼻歌は、友部正人の「つばめ」。もちろんまだ全部は歌えないんだけど「きみーは、つばめー」って、何度も繰り返して歌ってた。田んぼの上を飛び交うつばめを眺めながら。
昨日、ご近所の畑に野菜を採りに行かせてもらった時に、そこのご主人が野菜につく害虫のイモムシを採って、娘に見せてくれた。それを見た娘、「おうちにもって帰りたい…」。野菜が喰われちゃうから止めといた方がいいよ、と言われて諦めたけど、ほんとに虫が好きだね。
[6/7]
きのう娘が捕まえた虫はダンゴムシ。保育園のそばで2匹捕まえて、家まで大事につれて帰った。家の床で這わせたり、つついて丸まらせたりして遊んでいたが、さすがに家の中で放し飼いはいかがなものかと思い、虫かごに入れさせた。
[6/8]
昨日、ニュースでソユーズ打ち上げの話をみていて、娘が「宇宙に行きたいなあ」と言っていた。行きたいよねえ。大きくなったら行けるかな。
今朝は古川さんがウルトラセブンに憧れて宇宙飛行士を目指したというニュースをみて、娘、「ウルトラセブン好きだよ」と言ってた。しかし続けて「でも、弱いよ」。…何を根拠に。セブンが負ける話は、まだ見ていないはずなんだけど…。
[6/10]
娘が悪い夢を見たらしく、ぐずりながら寝言。「タツムリがいないー!」それは大変だ。
[6/11]
庭でコウガイビルを見つけた。娘が大喜び。

娘、バンを作っている。 http://t.co/ZEwLy22
[6/12]
娘と雨降り散歩。今日の収穫はカタツムリ。 http://t.co/uS92Yuy
娘画伯作『かたつむり』 http://t.co/2ceId0c
娘が自分の描いた猫の絵(下)の真似をして描けと言うので、出来るだけ真似して描いてみた。

[6/14]
今朝は保育園の少し手前で娘が「ここから歩きたい」というので自転車を降りてちょっと歩いた。「こどもはうんどうせんと元気にならんの?」ときくので「そうだよ」というと、「走る!」と言ってちょっと走った。道端の花を摘んで、保育園についたら、園長先生と、お友だちのお母さんにあげていた。
娘、『ヒゲなしゴゲジャバル』(みんなのうた)が気に入ってヘビーローテーションしてた。
みんなのうたのDVD、岸辺シローが歌う「パパおしえて」を聴いて、娘、「とうさんのこと信じるけん、野原をまもってね!」。うん、まもってあげる。
お風呂の音楽。つじあやのが歌うスピッツの「猫になりたい」を聴いてて、娘が、「"きえないようにきずつけてあげる"、ってどういうこと?」――それはもう少し大人にならないと、解釈は難しいかもしれないね。
[6/15]
昨日の夕飯の時、保育園のお友だちのお迎え時間の話をしてたら「とうさん、あしたはやくおむかえにきて。4じはんに!」と娘。「いや4時半はまだお仕事してるから」「じゃあ5じはん!」「5時半もまだお仕事してるし」「じゃあ、おしごと、ちゃっちゃとすればいいでしょ!」……そうは言ってもなあ。
[6/16]
今朝は雨降りなので娘は妻の車で送ってもらって一人で自転車出勤。出かける前、娘に「とうさん、きょうは、なんじ"はん"にでかけるん?」ときかれた。いつもお迎えが夕方6時半、夜は9時半に寝ろと言われて、朝6時半に起こされて、7時半に家を出るので、時刻には"はん"がつくと思ってるのかな。
[6/20]
捕まえるのは鳥獣保護法違反、放り投げるのは動物愛護法違反だから、やめてね二人とも! RT @waminoa: 今朝娘との会話。「かあさん、こんどきつねみつけたら、やねにほうりなげてね。」「???。...わかった、放り投げるから、見つけたら捕まえといてね。」
[6/21]
今朝、娘が自転車の上でずっと歌っていた鼻歌は、アルプスの少女ハイジの主題歌「おしえて」。きのうお風呂で大橋のぞみちゃんの歌う「おしえて」を聴いていたからだね。
娘が「みんなのうた」のDVDで「山口さんちのツトムくん」をヘビーローテーション中。観ながら、女の子の、手を後で組んでぴょんぴょん歩く動作を真似してる。
娘が保育園の連絡帳の裏表紙に(鏡文字で)自分の名前を書いているんだけど、止めるべきか、止めざるべきか…。
[6/22]
保育園に登る階段のところで娘がダンゴムシ採集。保育園で園長先生に「だんごむし、5こもつかまえたよ!」と報告。「むっちゃ速いだんごむしもつかまえたよ!」と自慢。
一昨日の会話。娘「おおきくなって、おんなのこのあかちゃんがうまれたら "やまだ きょうか ちゃん" ってなまえつけるの」(何故 やまだ きょうか?)。「あかちゃんがうまれたら、とうさん、おむつ代えてね!」(なぜ僕が…)。
[6/24]
今日のお迎えのとき、保育園の門のところに蟻がたくさん集まっていて、娘が大興奮。3人のおともだちと一緒に蟻さん観察大会が開かれていた。なかなか帰ろうとしないので親たちは困り顏。子どもは虫が好きだよね。
[6/25]
鏡山公園で死んだ毛虫を見つけて、娘が花のお布団でお墓を作ってあげた。

[6/27]
土曜日の夜、娘が蛾を採りたいと言っていたので、「世の中には蛾や蝶を採って集めてる人がたくさんいるんよ」「ほかにも甲虫とか、いろんな虫を集めている人もいるんよ」なんて話をしていたら、娘「じゃ、ムカデは?」 寡聞にしてムカデ屋さんは知らないな…。きっといるとは思うけど。
娘がシーボーズをロケットにのせて怪獣墓場に送り返してる。

娘的にはシーボーズは女の子で、エレキングは男の子らしい。 http://t.co/hKuFqPu
[6/28]
実家からサクランボが送られてきた。遅い時間だったので、一人3つずつだけ食べようね、って言ったのだけど、娘だけ4つ食べた。 http://t.co/s1xYWur
お風呂で娘に「10数えて」って言ったら「いちにさんしっごろくしちはちきゅじゅっ!」て数えたので「速すぎる」って言うと「いーーーーち、にーーーーい、さーーーーん、しーーーーい、ごーーーー、ろーーーーく、しーーーーち、はーーーーち、きゅーーーー、じゅーーーー」って無駄に長く数えてた。

7月 その発想はなかった編

[7/1]
娘が昨日、保育園で短冊に書いた七夕の願いごと:「つきにいきたい」。行けると良いね。
[7/2]
「今日は真夏並みになるでしょう」という天気予報を聞いて娘が「こわい」というので、なんでかなと思ったら、津波の一種だと思ったらしい。
[7/4]
岡山でもらってきたお下がりの紺色のワンピースを着て、頭にリボンを付けて、娘がキキのコスプレ中。
キキのコスプレしながらシロさん(ネコ)を抱っこしていたので、「魔女が連れてるのは黒い猫だよ」と娘にいじわるを言ったら、「魔女になったら、白い猫を飼う!」と主張してた。
お風呂で娘が歌っていた歌:「猫の森には帰れるよっ♪、ここでいい人見つけなかったからっ♪」…なんかちょっと淋しい…。
[7/5]
緊急地震速報が出たので、娘に「地震がきたら、あの机の下に隠れようね、こっちのテーブルより強いからね」って言ったら、「つくえとテーブルがたたかうの?」……スーパーヒーロー脳か?
[7/7]
娘が父の日にむけて描いた父さんの絵。似ている……かな? http://t.co/qqxLZ7R
夕食のときに娘が「わしに長いスプーンをとってくれんかのう」っておじいさんみたいな広島弁(?)で言うとった。
[7/8]
娘が30分ほど早起きをして30分早く家を出ることができたので、途中まで散歩しながら保育園に送って行った。途中で例によってナメクジやカタツムリやダンゴムシを捕まえ、さらに今朝は小さなバッタも自分で捕まえていた。保育園に着いたら先生に見せて自慢してた。
[7/9]
昨日の保育園の面談で、園での娘の様子を先生から伺った。腕の力がとても強くて、体の動きも滑らかで、鉄棒やウッドジム遊びが得意だとのこと。そういうところは、少なくとも父親似ではないな…。
バーベキューしながら、娘がたくさん昆虫をゲットした。 http://t.co/6WEQToL
[7/11]
うちの野生児(4歳)がどこで覚えてきたのか「あたし、ジュースが飲みたいわ」なんてお姫さまみたいな科白を言っとった。声も1オクターブくらい高かった。
[7/12]
今朝も娘が30分早起きして、途中まで歩いて登園した。道端にある小さな池で娘が見つけたヤゴ。もう羽化したあとだった。

[7/13]
今朝の登園途中の散歩で、娘が大きなヤツデの葉を拾った。保育園まで大事に持ってきて、下駄箱(園の子どもたちは拾ったモノをそこに溜め込んでおく)に入れようとしたけど大きすぎて入らなかったので「とうさんあずかっとって!」と言われた。 http://twitpic.com/5p960u
登園途中の路にガードレールがあって、その下はちょっと高さのある崖になっている。娘が「ここくぐれるよ」と言うので、僕「危ないからくぐっちゃ駄目」、娘「子どもはだめ?」、僕「大人も駄目だよ」、娘「じゃあロボットは?」……ロボットも駄目だと思う。
[7/15]
実験が一段落したので、家から持ってきたミニあんぱんを食べた。娘の朝ごはん用に買ったものだが、朝、娘に「はい、とうさん、食べて」といって配られた。いらないと言っても納得しないので、大学に持ってきた。前から仕切り屋さんだったが、最近は我が家の食料分配まで仕切るようになってきた。
寝室で寝転びながら月光浴。娘のリクエストで「蘇州夜曲」を子守唄に歌ってあげたら、すやすやと寝息をたて始めた。僕も寝よう。おやすみなさい。
[7/16]
娘の灯下採集。

引越して初めてヤモリを見た。娘に「壁をちょろちょろするから、カベチョロって言うんだよ」って教えてあげたら、えらく受けた。
[7/18]
娘、「トレロカモミロ」の歌を「オレのかお見〜ろ、とてもねぼす〜け♪」って歌詞で歌ってる。
[7/19]
きのう、脚に軽い擦り傷ができた娘。お風呂で湯船に入る前にシャワーで体を洗おうとしたら、「イタイ、トコロニ、オユヲ、カケナイデ、クダサイ」って変なしゃべり方で言うとったので、「それなに?」ってきくと「ろぼっと、デス」って答えた。
[7/21]
今日は保育園のプール開き。娘は昨晩、てるてる坊主を作ってた。今朝は出かける時は曇っていたが、自転車で走ってると陽がさしてきて、娘は「おひさま出てきた!」と嬉しそう。「てるてる坊主のおかげかね」と言うと、「いま、てるてる坊主が黒い雲を吸い込んどるのかもしれんよ!」て言ってた。
[7/26]
娘「ムカデって、おとなもこどももかむよね」、僕「噛むよ」、娘「ねこのこともかむよね」、僕「うん」、娘「じゃ、とうめいにんげんは?」、僕「透明人間のことは噛まないんじゃない?」、娘「どうして?」、僕「だって見えないでしょ」、娘「でも、とうめいが見えるムカデがおるかもしれんじゃろ?
娘「わるいひとをみつけたら、ねこのもりにはかえれる?
[7/27]
保育園の帰り道、娘が道草ざんまい。シロツメクサを摘んで、バッタを獲って、ナメクジをつかまえて。
[7/28]
保育園に登る階段のところで1匹のアリがもう1匹のアリ(死んでる?)を運んでいるのを見つけた娘、「みてみて、アリがアリをはこんどるよ! わかった、おすもうしとるんだ!

8月 夏の生活編

[8/1]
今日の娘の桃の食べっぷりは凄かった。桃食い競争があったら出場させたい。
[8/3]
昨日、寝る時に娘に「とりのうた、うたって」と言われたので、「ことりはとってもうたがすき〜」と歌ったら「ちがう!」とダメだし。よくよく聞いてみるとスピッツの「鳥になって」だった。以前に「鳥になって、鳥になって、僕を連れて行って」のところを口ずさんでたのを憶えていたみたい。
[8/4]
登園/通勤の途中、自転車の上で娘がずっと「とりになって、とりになって、ぼくをつれていって〜♪」ってずっと歌ってた。よほど気に入ったみたい。 Now Playing: "鳥になって" from "花鳥風月" (SPITZ)
[8/5]
保育園に登る階段に溜まってた落ち葉をみて、娘「とうさん、はっぱふんじゃだめよ。なかにダンゴムシがおるかもしれんけん
[8/6]
昨晩、娘に「明日は広島に原子爆弾っていう爆弾が落ちた日で…」という話をしたら、「しっとるよ。えんちょうせんせいにきいたもん」と言っていた。保育園でもちゃんと原爆の話を教えてくれるんだね。さすがに広島だなあ、と思った。
[8/11]
自転車通勤/登園中に、道端のガードパイプの上に大きなアオサギがとまっているのを娘がみつけた。川や田んぼの中ではよく見るけど、止まり木的なものにとまっている状態をみるのは珍しい。体をぴんと伸ばして、背が高くて、とても立派に見えた。娘は自分が最初にみつけたんだよ! といって喜んでた。
娘が保育園に着ていく服を自分で選んでるんだけど、昨日も今日も、ワンピースのスカートの下にもう一枚スカートをはいて行くという。「変だよ」とか「暑いよ」というんだけど、聞かない。「Tちゃんもスカート2まいはいてるんよ」という。保育園で流行っているファッションなの?
[8/12]
今朝はスカートの重ね着はしなかった娘。だけど出かける前に「スカートぜんぶはいていったら、いいんじゃない?」なんてふざけて言って笑ってた。「何枚はくの?」ってきいたら「ひゃくまい!」だって。十二単どころの話じゃないな。
[8/13]
4歳児「いちばんはじめのひとは、なにからうまれたん?
[8/14]
娘が積木で遊んでいる。クマの家ができた。

[8/16]
昨夜『三びきのやぎのがらがらどん』を娘に読んであげた。いつもはトロルの声をなるべく恐ろしそうに読むんだけど、娘が「とろるのこえ、こわくせんといて」と言うので、なるべくかわいらしくよんであげた。そしたらなにか、大きいやぎのがらがらどんが弱いものいじめしたような感じになってしまった。
[8/17]
昨日の夜、寝室で、娘ー僕ー妻の順で並んで寝ていたら、娘が眠ったままで僕をよいしょと乗り越えて、僕ー娘ー妻の配置に。この技をエクストリーム寝返りと名付けたい。
お風呂におはじきを5つ持って入って、お湯の中で足指で拾う遊びを娘としてたんだけど、娘が「おはじき10こいる」というので、試しに「じゃ、あと何個持って来たらいい?」ってきいてみたら、しばらくあれこれ考えて「5こ!」って答えた。足し算も引き算もまだ教えてないのに、案外分かるものだね。
[8/18]
庭にアサガオが咲いている。今朝は赤い花と青い花を2輪つんで保育園へ。自転車の上で娘が手に持った花が風に揺れる。それをみた娘「あさがおが、キノコみたいにおどっとるよ」「かぜがおいしいね、パクパク、っていっとるよ
[8/19]
昨日の保育園の帰り、どういう脈絡なのか、娘に「とうさん、いまちょっと、びんぼうなの?」ときかれた。……ええと、まあたしかに、お金持ちとは言いがたいですけど……orz。
保育園の夏祭りイベント楽しかった。娘はがんばっておばけ屋敷にも挑戦。怖がっていたけど何とかクリアできた。出口から出た後はとても得意そうだった。
[8/21]帰省
昨日の飛行機で娘は窓ぎわの席に座れた。離陸して厚い雲を抜けたら、青空の上にまた雲があるのがみえて「くもがふたつあったねぇ」といって楽しそうだった。
娘が古い独楽で遊んでいる。僕の祖母が集めていたもの。 http://t.co/tt6cwlM

[8/22]帰省
新幹線総合車両センターで、展示してある新幹線の運転席に座って機械をいじっていた娘、急に「びっくりした!」って言うので何かと思ったら、「(新幹線が)はしりだすかとおもった」だって。臨場感たっぷりだね。
利府のMovixで娘とゴーカイジャー&仮面ライダーオーズの映画を観てきた。娘は初映画館。途中で騒いだり寝たり怖がったりトイレに行きたくなったりしないか心配だったが、真剣に楽しそうに観ていた。
[8/23]帰省
今日は八木山動物公園に遊びに行った。雨が降るかと心配したが、 お昼を食べている間に少し強く降ったくらいで、歩いている間はほとんど降られずにすんだ。娘はウサギに餌をあげたりお猿に餌をあげたりしたのが楽しかったようだ。やはり何かしらのインタラクションがあるのが楽しいよね。
爬虫類館で亀を見ていたら、仰向けにひっくり返ってしまったのが一匹いて、娘が「がんばれ」と応援。しばらくバタバタして何とか立ち直っていた。 http://t.co/E3TJk66
[8/25]
帰省の2日目の夜に、塩釜神社の近くの「釜処汐のや」というお店で夕食を食べた。父の行きつけのお店で、娘は初めて行ったのだけれど、女将さんが細々と気をつかってサービスしてくれて、娘もご満悦だった。ただ服装のせいもあって娘ははじめ男の子と間違われて「ぼく、ぼく」と呼びかけられていた。娘も何も言わないし、訂正しようかどうしようかと思っていたら、女将さんが「よく女の子に間違われるんじゃないですか?」だって。「いや、実は女の子なんです」と言って一同笑。
娘はいとこのお兄ちゃんのお下がりを着ていたので、まあ当然といえば当然。
娘が先日行った八木山動物園で「カンガルーがみれんかった」と、今日になって残念そうに言っていた。そうね、カンガルーは急いでトイレに向かっているときにすっ飛ばしちゃった所にいたからね…。
毎晩、娘の歯磨きの仕上げをするたびに虫歯菌の役をやらされて、「ふふふっ、歯をかじってやる…」「しまった、歯ブラシが来た! 逃げろ!」なんて台詞を言いながら磨いている。
[8/27]
娘にポッキンチューを食べさせながら、先日録画した佐野元春のライブを観てる。佐野さんが"Complication Shakedown"を歌ってたので一緒に歌ってたら、娘が楽しそうに聴きながら、「こんどねるとき、(子守唄に)これ、うたってね」だって。いいけど、眠れなくなりそう…。
娘と『魔女の宅急便』を観ながら(何十回目だろう)、カマンベールチーズをクラッカーにのせて食べている。二人で100gのチーズ+36枚のクラッカーを食べきらんばかりの勢い。
今日の午後に、妻と娘は『コクリコ坂から』を観に行った。娘も途中で寝たりせずに最後までちゃんとみたらしい。夕食のとき「でも、わるものがでてこなかったよ」って言ってた。そこが不満なの?
[8/30]
週末頃には赤紫の花が優勢だった庭の朝顔、今朝はほとんど青紫の花ばかりが咲いていた。日曜日に赤い花で色水を作った娘、今度は青い花を集めて作りたいと言っていた。
昨晩、うちのシロ(猫)が玄関で寝てたら庭に他所の猫がやってきた。しばらく網戸ごしににらみ合ったり鳴き合ったりしていたんだけど、娘がそれをみて「しろさん、よそのねことおはなししとるよ」と嬉しそうに言うので、「お友達になりたいのかね?」と言うと、娘「でも、すぐけんかするんよ…」。
赤ちゃんのときには猫たちの方が「お兄ちゃん」で、添い寝で子守りをしてもらっていた娘も、4歳にもなると猫に対してもすっかり「お姉ちゃん」になってしまっている。
[8/31]
保育園に登る階段のところでコンクリートの上を這っているナメクジをみつけた娘、「なんで晴れてるのにでてきたんかね?

以上、親ばかライフログでした。

twitterの研究者と子育て議論を読んで

むちゃくちゃ久しぶりの更新ですが、一昨日の夜のtwitter上の「研究者と子育て」タイムライン(Togetterによるまとめ: http://togetter.com/li/6911)を読んでいて思ったことを書きます。Twitterでつぶやこうかと思ったけど、長くなったのでこちらに。

自分も子育て中の研究者なので、研究時間と子育てや家事の時間をバランスについては悩む事も多い。とくに現代のように、あたかも研究者にとって「競争」が本質であるかのように見えている時代には。

そもそも僕は研究が競争に見立てられ、研究者がまるでラットレースをさせられてるような状況がとても嫌だ。(子供の頃から競争が嫌いなので。)同じテーマでどちらが早く論文を出すか競っているような人たちにとっては現に競争なのかもしれないけれど、でもそれは研究の本質ではないはず。ある局面では、まあそういうこともあるよね、くらいの話。

自分の研究はオリジナルなもので、自分がやらなければ誰もやらない(だろう)もの。そして多くの人が面白いと思ってくれるに違いないもの。そこには勝ち負けじゃ測れない独自の価値があるはずだ、と信じている。世の中のほとんどの研究はそういう独自の価値を持つものであるはずなのに、やれ論文数だ、IFだ、外部資金の獲得額だ、なんて単純化した軸をわざわざ設けて、その上で競争をさせられる。それって楽しい? 楽しい人もいるのかも。でも僕には苦行だ。研究が苦行じゃ意味ないよ。この馬鹿馬鹿しさは、たとえば音楽家の価値を「CDの売り上げ」という一つの基準で測ろうとするのが馬鹿げているのと同じ事だと思う。だから僕はそんなレースからは降りたいと思っている。大きなお金を動かしたいとも、賞がほしいとも、ビッグラボを構えて人をたくさん使って研究したいとも思わないし。(研究費があれば研究の速度は上がるので、多少のお金は欲しいけど。)

もちろん、良い研究をしようとは、強く思っている。自分にしかできない研究、ほんとに自分が楽しい研究、人にも楽しんでもらえる研究を、楽しみながらやりたい。そして一緒に楽しんでくれそうな人たちにはそれを伝える。そのために論文を書き、人と話す。それができればもう十分に満足。

かくして研究する動機が競争とか研究費とか出世とか名誉というような他律的な動機でなくなってしまえば、限られたリソースを研究や子育てにどれだけ割けるかは自分の価値観しだいで決められる。リソースをどう配分すれば最大限のHappyが得られるかを考え、決定する、その権限が他人ではなく自分にある(その責任も自分にある)のだという自覚が芽生えたのは、子育てを始めてからだと思う。僕の場合、子どもが生まれて、明らかに研究に使える時間は減ったけど、人生の幸福度は明らかに上がっている。

ただ、たぶん僕は幸運で、比較的恵まれた環境にいるから、こう言えるんだろうなとも思う。現に生き延びるための競争にさらされている人に「降りろ」とは到底言えないわけで。僕が恵まれていると思うのは、うちの学部は基本的にリベラルで、助教でも教授の下働きではなく(もちろん様々なコラボはありつつも)、完全に自分の独自テーマで、独自の方針で、研究ができる。その分、教養教育のdutyなど、大変な事も多いのだけど、それでも自分の好きな研究が出来るという研究者に取ってもっとも大事なことが満たされているのはとても幸せなこと。

そういう職場に職を得られたのは、ただ単に僕が幸運だったから。でも、だからこそなのだけど、この環境を生かして、研究者だって、そういうレースに乗らない生き方もできるんだ、ってのを実践していくのも、自分の役目(大袈裟だな…)じゃないかと思うのでした。


バランスが大事。

猫の死

飼い猫のチャイロが先日死んだ。享年14歳。
かれは岡山の北部で生まれた。子猫の時に、当時妻が友達とルームシェアしていた部屋に、同腹の兄弟猫「シロ」といっしょにもらわれてきた。シロとチャイロなんて、ずいぶん投げやりな名前である。最初は正式な名前がつくまでの仮称で「白い方」「茶色い方」と呼ばれ、つぎに「しろいの」「ちゃいろいの」になって、みんなでよってたかって色々名前を考えたものの結局、船頭多くして最後まで良い名前がみつからず、そのままなし崩しに「シロ」と「チャイロ」に落ち着いた。いい加減だ。

この2匹、兄弟ではあるが性格はぜんぜん違っていた。シロの方は賢くて、プライドが高く、気難しい猫。チャイロは人なつこく、ちょっとお馬鹿なところがあり、人が何をしてもグルグルとのどを鳴らしてなされるがままであった。そのためシロは敬称をつけて「シロさん」と呼ばれて敬われ、チャイロの方は決して敬称をつけられることなく「チャイチャイ」と呼ばれて愛された。

そんな対照的な2匹にも共通点はあった。それは旺盛な食欲。世の中には特定の餌しか食べないお猫様がいるらしいが、うちの猫たちはおよそ猫の食えるものは何でもガツガツと食べた。ちょっと目を離すと人の食う物にまで手を出してこっぴどくしかられた。
妻の引っ越しによりルームシェアが解消されて、2匹はしばらく友人の家で暮らしていたが、その彼女が東京へ引っ越すというので、こちらへ引き取ることにした。それが2000年の5月。以来、9年あまり、一緒に暮らしてきた。
娘が生まれて猫たちがどう反応するかが心配だったが、なんとか慣れてくれて、昼寝の時に添い寝をしてくれるまでになった。娘が大きくなると毛を引っ張られたり、歩けるようになると追いかけ回されたりで大変だったが、もともと2匹とも温厚な猫たちなので、反撃するでもなく、迷惑そうに隠れ場所へ逃げていった。

大きな病気もしなかったチャイチャイだったが、死ぬ前の1週間ほどはすっかり食欲が失せ、大好きだった缶詰にもほとんど口をつけようとしなかった。猫がどのように苦痛を表現できるのかどうか、僕はよく分からないが、見ている限りでは苦しそうな様子も見せず、ほとんどの時間、大人しくただじっと寝ているだけだった。時々なでてやると力なく目を開いた。医者につれていこうかどうしようかと妻とずいぶん考えたが、苦痛が大きくないのであれば、そのまま自然な死を迎えるのが良いのではという結論に落ち着いた。
8月1日の夜、チャイチャイは眠るように息を引き取った。「いっしょに暮らしてくれて、ありがとう。チャイチャイはいい猫だったよ」と妻が何度も繰り返し声をかけた。二人で何度もなでてあげた。
亡骸は次の日、岡山の、妻の実家に埋葬した。

ちなみにシロさんはいたって元気です。絶対チャイチャイの方が長生きすると思っていたのだが、分からないものだ。

娘、もうすぐ2歳半

娘はもうすぐ2歳半になります。ますます口が達者になってきて毎日面白いです。

最近よく口にするのが、父や母に向かって「あなた、○○してるじゃない」というセリフ。たぶん保育園で先生によく言われているのでしょうね。最近言われてショックだったのは「あなた、おなか出てるじゃない」……orz。
保育園でのお友達との会話からもいろんなことを憶えてくるみたいで、昨日は「シンケンジャーがね、こわいんだよ……」云々などと教えてくれました。家では観たことないのにね。きっとRくんに教えてもらったに違いないとにらんでいる。

娘の大好きなもの、その1:ショベルカー。


保育園の行き帰り、自転車に乗っていて、工事現場にショベルカーが停まっていると「あ、シャベルカーだよ!」と教えてくれる。1台も見られなかった日には「ねえ、シャベルカーは?」と要求されることも。要求されても困るのだけど。自動車系ではバスも好きで、「あ、つばめバス(JRバスのこと)だよ」「げいようバスだよ」「かんこうバスだよ」などと区別して教えてくれる。

娘の大好きなもの、その2:電車。


これはもっと小さいときから好きだったけど、今でも大好き。それは良いのだけど、保育園に出かける前に「電車みにいく」と言い出すことがあるのが困りもの。線路は1分もかからないところにあるので時間に余裕があるときは良いのだけど、朝の忙しい時に電車が来るまで何分も待たされるのは勘弁してほしい。都会みたいにしょっちゅう走っているわけではないですからね。プラレールも大好き。これは父の血か、あるいはミームか。新幹線もちゃんと、「のぞみ新幹線だ」「つばめ新幹線だ」と区別しますよ。

娘の大好きなもの、その3:動物。


動物園はもちろん大好き。市内の山の方に牧場があるのでそこにも時々遊びにいきますが、ヤギやポニーに草をあげるのが好きです。もちろん猫も大好き。猫の方はさばりつかれて(岡山弁)いい迷惑だけど。この間、2匹いた猫のうちの1匹(チャイロ)が14歳で亡くなってしまったのだけど、娘にはまだ「死」は分からないようで、時々「チャイチャイは〜?」「チャイチャイかくれちゃった」などと言ってます。「チャイチャイは死んじゃったんだよ、もういないの、お空に行ったんだよ」と言い聞かせても「チャイチャイいるよ」「お空行ってないよ」と納得しない。

娘の大好きなもの、その4:水遊び。


子どもはみんなそうだけど、娘も水遊びが大好きです。市内の、ちょっと山奥に入ったところの川辺に親水公園があって、そこへよく遊びにいきます。海ほど暑くなく、体が塩塩になることもないし、プールと違って無料で(笑)、人でゴミゴミしていることもないので、とても気に入っています。

川なので、水生昆虫や巻貝、小魚などの動物がたくさんいるのも良い。娘は貝集めが大好き。「でんでんむしだよ」と言いながら集めてます。

娘の大好きなもの、その5:ちょっと年上のお姉ちゃん、お兄ちゃん。

 
 
幼稚園の年長から小学校低学年くらいのお兄ちゃん、お姉ちゃんたちに遊んでもらうのが大好き。母方のイトコや友達の娘さんたちに遊んでもらうと時を忘れてキャアキャア楽しげに遊んでいます。休日になると「○○にいちゃんは?」とイトコのお兄ちゃんの名前を口にします。でもいくらお兄ちゃん大好きでも、毎週岡山に連れて行ってやるわけにもいかんしな……、許せ娘よ。娘が保育園も園児数が30人程度の小さな園なので、異年齢のお友達と遊ぶことが多く、大きなお友達のすることを真似していろんなことにチャレンジしているみたい。

娘の大好きなもの、その6:絵本。

子どもはたいてい絵本好きだと思いますが、娘も絵本大好き。とくにお気に入りの本を何冊か。

とこちゃんはどこ

とこちゃんはどこ

かこさとしさんの代表作の一つではないかと個人的には思っています。僕自身も子どもの時に大好きな絵本でした。もちろん迷子になった「とこちゃん」を絵の中から探すのが楽しいのですが、それだけなら何度か読めば子どもでも「とこちゃん」がどこにいるかは憶えてしまいます。それでも何度でも読んで楽しめる絵本です。隅々まで意識して丁寧に描かれた絵は、見ていて飽きません。ところで娘は「とこちゃん」が言いづらいのか、「ことちゃん、ことちゃん」と呼んでます。

ぶたのたね

ぶたのたね

著者が佐々木マキということで僕の趣味で買ったのですが、娘も気に入っています。おおかみもブタも可愛いですね。

こぶたのまーち (こどものともコレクション2009)

こぶたのまーち (こどものともコレクション2009)

「るーはちょっぴりいたずらでしたが、かわいいぶたのこどもでした。」主人公の「るー」がほんとに可愛く描かれています。るーはらっぱの上手な父さんにらっぱのけいこをさせられて、「らっぱなんてだいきらい」になってしまいます。でも本当はらっぱがきらいなんじゃなくて、むりやりお稽古をさせられるのが嫌なんですよね。るーが父さんに言われていやいや「て〜て〜す〜」とらっぱをふくところを、思い切り脱力して読んであげると、とても喜びます。

11ぴきのねこ

11ぴきのねこ

超有名な絵本ですね。僕も子どもの時に大好きだった1冊です。まず馬場のぼるの絵が素晴らしい。猫たちとおおきな魚の闘いも迫力があります。そして何といってもオチが面白い。娘は猫たちがおおきな魚に飛びかかって返り討ちにあうところが大好きで、げらげら笑ってみています。

めがねうさぎのうみぼうずがでる!!

めがねうさぎのうみぼうずがでる!!

ねないこだれだ」のせなけいこさんの「めがねうさぎ」シリーズです。『めがねうさぎ』『おばけのてんぷら』など、うさことおばけのコンビ(?)が楽しいシリーズですが、この本も良い。娘は何度も「うみぼうず見るの〜」と言って読むようにせがみます。なんとかうさこを「きゃーっ」と言わせてやりたくて頑張るおばけが、いじらしくて可愛いです。

これもオバケもの。娘的にヘビーローテーションの1冊です。モモちゃんの傍若無人(無オバケ?)ぶりがステキです。松谷みよ子さんの文章も素敵。

娘の大好きなもの、その7:宮崎アニメ。

となりのトトロ』は一体何回観たでしょうか。DVDがすり切れるのではないかと心配です。『パンダコパンダ+あめふりサーカス』(娘的には「パンダコパンダコ』)も大好き。『崖の上のポニョ』ももちろん夢中で観ています。最近テレビで放映された『魔女の宅急便』を録画してあげたら、これも「ネコみるのー」(ジジのことですね)と言って観たがります。魔女宅はまだ難しいかな? と思っていたのですが、そうでもないみたい。それから、『アルプスの少女ハイジ』と『未来少年コナン』は人としてぜったい観ておくべきだというのが我が家の教育方針(笑)なので、つい先日『ハイジ』のDVDを入手しました。これも楽しそうに観ています。

以上、親バカ日誌でした。

写真

なお上の写真はすべてiPhoneのToyCameraというアプリで撮りました。予想外の変な写真が撮れるので遊ぶのには面白いです。

近況

ようやく大学も夏休みに入り、様々な雑用もおおむね片付き、今週はのんびりと自分のやりたい仕事ができそう。少し気持ちに余裕ができたので近況報告です。

最近、Twitterを使いはじめました。はてなで日記を書くのはそれなりにまとまった時間がいるので、子どもが生まれて以来の忙しい生活の中では、どうしても優先順位が低くなってしまうけど、その点twitterは気楽で、生活のメモとしては便利だなと思います。idは"akirahs"を使いたかったのだけどすでに使われてしまっていたので、昔むかしに使っていた"acoela"というハンドルを引っ張り出してきて使っています(http://twitter.com/acoela)。
ちなみにAcoelaは無腸類という動物。妻の研究材料です。それと「アシーラ」という発音を僕のfirst nameの「アキラ」にかけています。左右相称動物の中でもっとも初期に分岐したグループとして最近ちょっと注目されていますが、生物学の材料としては超マイナーでしょう。マイナーさにかけてはギボシムシにもクマムシにもひけをとりません、きっと。サンゴをやっているアクアリストの間ではサンゴにつく害虫(?)として忌み嫌われているようです(笑)。逆に妻はその蟲を飼育するためにサンゴを飼っているわけですが。