• はやいものでW杯も3位決定戦と決勝を残すだけとなった。ドイツ対イタリアの試合結果にはとても悔しい思いをしたが、ようやく前向きに考えられるようになってきた。イタリアは文句なく強く、そのイタリアに対してドイツはよく戦った。フリンクスを欠いていた、アルゼンチンとの延長戦で疲れていた、負けた理由はいろいろと理由は思い浮かぶが、そういう事情があっても克服して勝ち上がるのがチーム力であり、イタリアに比べてそれがドイツには足りなかったということだろう。GL突破すら危ういのではと言われていた若いチームがこの大会で大きく成長し、ベスト4まで進んだ。ドイツ人もそうだろうけど、僕たちもこのチームの快進撃にわくわくし、いくつもの感動を与えられた。ありがとう、と言いたい。
  • ドイツ代表はまだ1試合、3位決定戦が残っている。ぜひ勝利で最後を飾って欲しいと思う。ポドルスキベストヤングプレーヤー賞を獲得した。クローゼも得点王をとり、WMの歴史に名を残して欲しい。アンリがイタリアから2点は難しいと思うが、ポドルスキポルトガルから2点は十分可能だと思うので、ドペルパックでクローゼとポドルスキのダブル得点王っていうのも、実現すれば美しいよなあ(夢)。大会MVP(ゴールデンボール賞)は……ブッフォンで良いや(投げやり)。
  • それにしてもポドルスキは「王子王子」言われてるけど、どこが王子? って感じだよね。倉敷アナは「ケルンの若大将」って言ったけど、その方が絶対似合ってるって。
  • イタリア対フランスの決勝戦。イタリアが勝ってしまうと当たり前すぎてストーリー的にはつまらないので、フランスに勝利してもらってジダンの最後の試合を美しく終えて欲しい。その美しいドラマが観られれば、生涯の記憶に残るW杯になるだろう。イタリアの、守りに守って最後に1点を取るというサッカーは、流石だとは思うけど、対戦相手のファンからすれば本当に憎たらしい。さらに今回はアルゼンチン(の一部選手)とイタリア(のメディア)に陥れられたような形になってしまったフリンクスの件もあるし、それと例のスキャンダルのこともあるし、イタリアに勝たれてしまっては美しくないのだ、僕の中では。ということでフランスがんばれ! アンリも1点だけなら取っていいから!(笑)
  • とまあ、いろいろ言っても、やはりドイツが勝ち進んでいたときのようなひりひりするような緊張感はもうない。寂しい気もするが、純粋にゲームを楽しんで観られるだろう。良い試合がみたい。