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  • 10日ほど前の話になるが、アメリカのライス補佐官が上院外交委員会の公聴会で、キューバミャンマー北朝鮮、イラン、ベラルーシジンバブエを「圧政国家」だと名指しで批判し、アメリカはその圧政に苦しむ人々の側に立つと発言した、という報道があった。毎日新聞でこの記事を読んだとき、「なぜベラルーシ?」と思った。というより、ベラルーシについて、そういえば何も知らないなあと思った。ドイツ・ブンデスリーガVfbシュツットガルトにフレブというドリブルのうまい良い選手がいて、彼がベラルーシ代表なのだが、Vfbシュツットガルトの試合中継以外でこの国の名前を目や耳にすることは、日常生活の上ではほとんどない。ちょっと調べてみると、たしかに大統領が独裁的で云々という話は出てくるが、「圧政国家」というほど酷いことをやっているのだろうか? たとえばアメリカと仲の良いサウジアラビアなどと比べてもはっきりと「圧政」と言えるような政治が行なわれているのか? その辺の事情を知りたいと思って買った本。

不思議の国ベラルーシ―ナショナリズムから遠く離れて

不思議の国ベラルーシ―ナショナリズムから遠く離れて