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- 両親が広島へ旅行に来たのでそれに付き合って、週末、同居人と4人で八雲たつ出雲の国へ旅行してきた。中国地方に住んでいると広島と出雲は近いという気はしないが、両親は東北在住なので遠近法効果で近くに見える。中国地方の人から見ると仙台も盛岡も秋田も近くに見えるのだろう。広島から浜田道まわりで出雲へ。
- 出雲といえば出雲大社である。自分も島根といえば浜田くらいしか行ったことがなかったので、初めて訪れたのだが、さすがに立派な神社であった。
- 大国主といえば因幡の白兎であるが、大社にもちゃんと像が建っていた。かりにも神様の銅像を建てておいて雨ざらし風ざらし雪ざらしにしておくというのも、いかがなものかと素人考えでは思ってしまうのだが、もちろん神社だってそのくらいのことは考慮の上だろうから余計なお世話なのだろう。うさぎがなかなか良い味を出している。「因幡の白兎」というのも考えてみると変なエピソードだが、なにか含意があるのだろうか。単純に、大国主は良い神様で、兄たちは酷い連中だ、ということが言いたかったのかな?
- 時間がないので続きは後で書く。とりあえず写真だけアップしておく。
- 続きです。夜は松江宍道湖温泉に宿泊。ぎりぎりセーフで宍道湖に沈む夕陽も見ることができた。夜は宍道湖名物らしい白魚や鰻などをいただく。湖を見晴らせる部屋だったので、湖面に射す車のヘッドライトなど、夜景がとても綺麗だった。
- 島根は瑪瑙(めのう)が産出するらしく、土産物屋でも瑪瑙細工をたくさん販売していた。細工品は高価なのだが、細工できないようなくず瑪瑙は二束三文で安く売られていたので、それを一袋買って帰った。それでも十分に綺麗である。それを撮ってみたのが下の写真。色の微妙な違いや縞模様が面白い。