• 天候も曇りなのだが、黄砂のせいなのだろうか、窓を開けると空気に霞がかかったような景色が見える。それでも午後からは少し空が明るくなってきたので、近所にある龍王山に出かけてきた。
  • この日は朝はやくから近所の山に住んでいるカラスたちが里に下りてきて、カーカーギャーギャーうるさかった。

  • そんなカラスの一羽が落としていったものを見ると、まるまる太ったミミズだった。何を騒いでいるのかと思ったら、田んぼや畑に降りてミミズやその他のうまい餌をついばんでいたらしい。
  • 山の麓に病院があって、その裏手から龍王山へ登る小径がついている。行きも帰りも誰ともすれ違わない、そんな道だ。

  • 山を登っている途中も、巣が近くにあるのか、カラスの群れが集まってきて、たいそう騒がしかった。樹が茂っていなかったら襲われていたかもしれない。
  • この道はかなり倒木や朽ち木が多かった。コケやシダ、キノコがたくさん生えている。途中に古い社の石垣の跡もあるのだが、それも部分的に崩れていて、あまり整備されていない様子だ。一部は竹林になっている。