レーマン(笑)

  • 前夜は早寝をして午前3:30に起床。UEFAチャンピオンズリーグ勝戦バルセロナアーセナルの試合を観戦した。
  • アーセナルとGKレーマンがCL無失点記録を更新し続けて決勝進出、というのが今年のCLの大きな話題だ。レーマンは最近の素晴らしいパフォーマンスによってカーンを抑えてドイツ代表の正GK、背番号1も獲得した。確かにいまのレーマンは素晴らしい。神がかっているとも言える。でも、本当にレーマンで大丈夫なの? という不安はドイツ代表のファンなら多かれ少なかれ誰もが持っていたはず。
  • それにしても、CL決勝という大舞台でレッドカード1発退場(CL決勝では初めてらしい)という、ちょっとこれ以上は考えられないくらいの「スゴイこと」をやらかしてしまうとは、流石にそこまで想像できた人もいなかっただろう。相手はエトーだし、DFの対応も悪かったし、運もなかったし、審判の裁定も「空気読んでよ」と言いたくなるようなものではあった。「バルサのゴールを認めてレーマンにはイエローカード」の方がどちらのチームにとっても、観客にとっても良かったのではと思う。あれで試合を観る楽しみが3割くらい減ってしまった。しかしレッドカードに値するプレーであったことも明らかで、審判を責める訳にもいかない。
  • アーセナルは10人になっても立派に戦っていたが、さすがに体力が続かなかったようだ。終盤、コーナーキック前にしゃがみ込んでいたアンリが印象的だった。
  • レーマンにとっては、とても気の毒な決勝戦になってしまった。これで気落ちすることなく、ビッグイヤーは獲れなかったけど、代わりにW杯を手にしてやる、という気持ちで臨んでほしい。(笑)さえ出なければ良いキーパーなんだから。