• 最近はGプロジェクトのシークエンス解析とサザンブロットを毎日やっている。シークエンスの方は学会発表のネタには使わない(多分)と思うが、サザンの方は間に合ってくれると良いなあと思う。説明がクリアになるし。まあいずれにしろ論文にするときには必要なデータなので、間に合おうが間に合うまいがちゃんと出さねばならない。
  • 進化学会もそうだが、動物学会もあと1ヶ月ほどに迫ってきた。とはいえまあこちらはいま作ってる論文のネタを話すだけだし、と気楽に構えていた。
  • ところが今日届いた予稿集をみて、大変なことが判明した。今回の大会では発表はすべてポスターではなく口頭発表なのだが、個人のPCの持ち込みは不可で、すべてWindows XP上のPower Point 2003で行え、というのである。しかも事前に同じ環境で動作を確認しておけ、と書いてある。どうしよう……。
  • もちろん生粋のマカーである私は、Windowsマシンなんて持っていない。ためしに研究室に転がっていた(実験機械を制御するための)Windowsノートを起動してみたらWindows Meが立ち上がった。Power Pointはインストールされていたが、バージョンは2000であった。
  • もちろんこれだけのためにWindowsマシンなんて買えない。それでもPCは実験機器用のやつをなんとか使えるかもしれないが、もちろんこれだけのためにPower Point2003なんて買えない。かくなる上は違h(不適切な内容により削除)、という案が頭をかすめるが犯罪者になるのは嫌なので却下。まあ実際問題はMacのPPかKeynoteで作って変換し、誰かにPCを貸してもらって確認するか、ぶっつけ本番でやるか、どちらかしかないだろう。
  • さらに嫌なことには、使うべきフォントまで指定されていて、和文フォントはMSゴシック、MS明朝、MSPゴシック、MSP明朝、Osakaのみ許可とのこと。ヒラギノを使えないのがしゃくにさわる。まあOsakaがあるだけましか。MSゴシックMS明朝なんて絶対使いたくないし。ああもういっそのこと、文字もぜんぶ画像データに変換して発表してやろうかしら。
  • 本当はPCを持ち込んで発表できるのがいちばん良い。他の学会ではやっているところもあるし、不可能ではないはず。Keynoteも使えるし。それが無理ならせめてMacも1台用意しておいて欲しい。生物系ならMac派もかなりの数がいるはずだ。それが無理でも、せめてせめて、Power Pointを使えと強制するのはやめて欲しい。pdfでも良いじゃん。それもどうしても駄目だというなら、せめてせめてせめて、ポスター発表のオプションも用意して欲しい……。