• 最近話題の高校の必修科目未履修問題で、自分の出身校も名前が挙がっていて情けなくなる。昔はおおらかすぎるくらいおおらかな高校だったんだけど、いまや受験第一という風潮に染まってしまったということか。
  • 僕らのころは文系だろうが理系だろうが社会科5科目(倫社、地理、政経、世界史、日本史)、理科4科目(物理、化学、生物、地学)は有無を言わせず全部履修して、(理系なら物理IIや化学IIも当然受けて)、それでも3年生になれば多くの生徒は「空き時間」という授業の無い時間まであるという余裕っぷりだったわけだが、なんでそんなに余裕がなくなってしまったのか。土曜が休みになったくらいでそんなに違うものかな?
  • それと、生徒や親の声で「受験前に関係ない科目の勉強はしたくない」というのがあるけど、僕らは3年生の受験直前まで受験にまったく必要ない人(僕も含めて)も日本史の授業を受けてましたよ、文句も言わず。学年末試験の勉強もしたし。教師にも生徒にも「べつに受験の手段として授業して(受けて)るんじゃないし」というプライドがあったーーと思うのは美化のしすぎかな? 少なくとも僕は高校という場で「受験のためだけに勉強する」という態度をとるのはまったく美しくないと思っていたけどね。