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- 倉敷の蟲文庫でひらかれた工藤礼子さん、冬里さんのライブを聴きに同居人とでかけた。そもそも工藤礼子さんを知ったのも蟲文庫で、初夏に蟲文庫に立ち寄ったときに店内に流れていた工藤礼子さんのCDを聴いてとても気になって、CD『人』を買って帰った。聴けばきくほどに素敵な歌で、iPodにいれて繰り返し聴いた。『草』や『夜の稲』などのCDもTowerRecordから取り寄せ、NOISEというバンドをやっていた時代の『天皇』というCDも買った。そんなわけでとても楽しみにしていたライブ。前半は礼子さん、後半は冬里さんの歌で、それにお互いに電子ピアノ、ピアニカ、リコーダーなどで伴奏をつけるという構成だった。ほんとうに間近で演奏を聴き、みる事ができて、とても楽しい時間だった。たまたま座った席が、冬里さんのピアノやピアニカの演奏がとてもよく見える位置だったので幸運だった。音楽家でもあり、陶芸家でもある冬里さんは、指がとても綺麗な方だった。一曲演奏が終わるたびふたりが顔を見合わせて、礼子さんがうれしそうににっこりと笑うのがとても素敵だった。いちばん好きな曲のひとつ、礼子さんの「ねこ」が聴けたのも良かった。
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- ライブ会場のピアノの下に冬里さんが作った陶芸作品がぎっしり敷き詰められていて、ライブのあと「好きなのを持って帰ってください、よかったら百円くらいで」という話だったので、気に入ったのを3つほど、そしてこれも冬里さん作のヒョウタンの置物と、マヘルシャラルハシュバズのCD「Faux depart」も買って帰った。