• 倉敷-東広島なら日帰りできないこともなかったのだが、せっかくなので翌日に大原美術館などを観て帰ろうということにして、倉敷に1泊した。夜の倉敷は初めてだったけど、なかなか綺麗。




  • 倉敷では美観地区のとあるホテルに泊まったのだけど、夜、寝ようとしたら、どこからか猫の声がする。「猫がいるねえ」などと言って気にせず寝ようとするが、それがいつまでたってもやまなくてだんだん気になってくる。ちょうど寝る前に同居人と一緒に工藤礼子さんの「ねこ」や「しろ」(猫を捨てたり、猫がおなかをすかしていたりする歌)をiPodで聴いていたので、なおさら気にかかる。そのホテルは地上から少し階段を下りたところに結婚式のパーティなんかができるようなスペースがあって、その上が吹き抜けになっている。客室はその吹き抜けに面して並んでいる。そこで部屋のドアを開けてその階下の広場を覗いてみると、そこのひとつの机の下に1匹のニャンコが座って、なにかを要求するようにニャアニャアと鳴いているのだった。いちどホテルのひとに追い出されたが、また戻ってきてにゃあにゃあ言っている。みたところ弱っているようでもないので、とりあえず一安心。このスペースにはシャッターもなにもついていないらしく、猫は入り放題。猫に優しいホテル。僕は気に入ったけれども、猫ぎらいの人は二度と泊まりたくないと思っているのではないかとホテルの身になって心配してしまいました。ともかく、おやすみ猫さん。