• 進化学会は仙台だったので、その間、多賀城にある実家に宿泊していた。その前に、父親の退職祝いをするというので、同居人と一緒に早めに帰省して、両親、妹夫妻とその3人息子、弟とで、蔵王あつみ温泉など、山形方面で遊んできた。帰りに鶴岡にある加茂水族館という小さな水族館に寄ったのだが、ここのクラゲコレクションは素晴らしく見応えがあった。あれだけのクラゲを常時維持、繁殖させているのだろうか。すごい努力だと思う。
  • 8/22から25日の間は夏休みをとった。23日には同居人と牡鹿半島に遊びにいってきた。目的地は鮎川のクジラ博物館。石巻までは高速道路ができているので、あっという間に着いてしまうが、半島内はけっこう時間がかかる。昼前に鮎川に着いた。クジラ博物館ではクジラの胎児の標本など、興味深いものを見ることができた。クジラの胎児はクジラの顔をしていた。シャム双生児のクジラなどというレアな物件も展示されていた。博物館の隣には実物の捕鯨船も展示されていて、中を見ることもできる。乗員の部屋なども、わざわざ現役当時のままに残してあって、面白かった。船が好きな人は是非。鮎川で昼食。港のそばの定食屋さんに入ったのだが、定食がべらぼうに美味かった。特に穴子の蒲焼き! もともと穴子は好きな魚のひとつだが、ここの穴子は広島で食べる穴子とはまるで別の魚のように肉が厚く、脂も乗っていて、しかもぱりっと焼いてあって、穴子ってこんなに美味かったんだ、と認識を改めた。ウニもアワビも美味かった。大満足。
  • 24日は同居人と鳴子へ遊びに行ってきた。鳴子峡は絶景だった。河原の珍しい石や、転石の裏の虫などにトラップされながら、普通の人の倍くらいの時間をかけてのんびりと歩いた。温泉街で遅い昼食(そば)を食べて、ほんとは1泊くらいのんびり温泉を楽しんでいきたいところだが、足湯につかって帰ってきた。夜は妹夫婦が子供たちをつれてやってきて、わいわいとにぎやかに食事。
  • 同居人が一足先に広島に帰るので仙台まで見送り。帰りに電器屋でLANケーブルを買って帰る。実家には無線LANがあるのだが、いろいろやってみてもiBookではうまくつなぐことができなかった。背に腹は代えられないので有線でつなぐことにする。ネット接続は死活問題で、というのも分子生物学会の演題申し込みの〆切が翌日に迫っていたからで、帰宅したら大急ぎで要旨を書いてネットで申し込まないといけないという状況。ケーブル代をけちっている場合ではない。
  • 進化学会の月曜のプログラム「進化の学校」はパスして帰って来たが、結局、約1週間実家に泊まったことになる。こんなに長く滞在したのは久しぶりだった。ていうか学生時代にもこんなに長く帰省はしなかったので、20年前に家を出てから初めてかもしれない。
  • 行きも帰りも東京駅経由、というか丸の内の丸善八重洲ブックセンター経由で、本を仕入れて帰った。生協でも買えそうなものは除いたのだが、けっこうな量に。学会初日にも会場そばの古本屋にトラップされて5冊も買い込んでしまうし。買い物リストは昨日の日記に。