• 広島で開かれるということで久しぶりに参加した発生学会。トランスポゾン関係やホヤ関係など、自分にとって面白い話もいくつか聴けたが、学会全体のトレンドは自分の嗜好とはだいぶ隔たりがあるなあと感じて帰ってきた。動物学会や進化学会では、想定の範囲外というか、いままで考えたこともないような話がたくさん聴けてエキサイトすることが多いのだけれど、発生学会では、広く使われているモデル動物を使って、よく名前を聞く遺伝子が次々と登場して、というような話が多くて、あまり強く印象に残らない。ああそうそう、マウス初期胚で軸がどうやって決まるのか、という話はとても面白かった。