• 冥王星のニュースを聴いて、こういう科学ネタに関心が集まるということは良いことだと思いつつも、「惑星から格下げ」とか「冥王星さようなら」とか、さらには「冥王星が可哀想」みたいな反応をあちこちで見るにつけ、何かずれてるなあと感じる。惑星というカテゴリから外れることは別に「格下げ」でもなんでもなく、より適切な(知識を整理するのに便利な)カテゴリに分類するというだけの話だ。冥王星がなくなる訳でもない。もし冥王星に(ソラリスの海みたいに?)知性があったとしても、ヒトが自分をどう分類するかなんて気にするはずもない。
  • しかし世の中でこういう反応が起きる理由というのは興味がもたれるところではある。太陽系の惑星たちは我々の母星である地球のいわば「兄弟姉妹」であるかのようなイメージを我々は抱いていて、冥王星は20世紀になって始めてその存在を知った生き別れの弟妹、だと思っていたのに、ある日突然、いやほんとうは実の弟妹じゃなくていとこ(あるいは養子)だったんだよ、と知らされた、みたいなイメージなのかな? 
  • アップルがノート型コンピュータのリチウム電池のリコールを発表。僕のiBookは古いG3なので本来は関係ないはずなのだが、一度バッテリが駄目になったため新しいやつに交換していて、それがリコール対象に引っかかっていた。アップルのサイトで交換を申し込んだ。電池自体はソニー製とのこと。ソニー、失態が多すぎ。