• とても久しぶりに大原美術館を観てきた。倉敷には何度も来ているが、いつもなかなか時間がなくて観ることができなかった。今回は他にとくに予定はなかったので、のんびりと回ることができた。そのときどきでお気に入りの絵は変わるものだけど、今回はミロの「夜のなかの女たち」が良かった。とても可愛い絵。よっぽどレプリカを買って帰ろうかと思ったけど、荷物が大きくなるので絵はがきで我慢した。ほかに美術館の主な所蔵作品を集めた図録と、鴻池朋子さんの展覧会の図録を購入。



  • その後は倉敷の街をぶらぶらと散策。



  • 昨日はライブのために本を見ることができなかったので、午後にもういちど蟲文庫に立ち寄った。昨夜のライブのことや蟲文庫らしく蟲(クマムシとかムカデとか)の話など、店主の田中さんと雑談をしながら、本を選ぶ。今回の掘り出し物は、といってもまったく個人的な掘り出し物であって他の人にはほとんど無価値なのだけど、『国境から数歩のところで』(メシテルハージ・ライヨ)という本。なぜ個人的な掘り出し物かというと、訳者が僕の叔父だったから。ものすごくマイナーな本であり、そんな本に蟲文庫で出会えるというのはすごい偶然。僕もその本があった棚は眺めたのだけど目がスルーしていたのを、同居人が見つけてくれた。叔父はロシア語の翻訳や通訳をしていた人で、彼が翻訳した本は何冊か知っているけど、この本は僕も初めてみた。もう30年以上も前の本である。「世界の革命文学」というシリーズの1冊らしい。時代を感じさせますね。
  • ほかにも何冊か面白そうな本が買えた。田中さんには昨夜のライブにつづいてまたスコーンをいただいてしまった。帰宅して食べました。とても美味しかった。ごちそうさまでした。購入した本は以下のとおり。

コケの手帳 (のぎへんのほん)

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  • 作者: 秋山弘之,上野健,福田恵,本郷順子,伊村智,山口富美夫,畦浩二,西村直樹,南佳典
  • 出版社/メーカー: 研成社
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 単行本
  • 購入: 1人 クリック: 8回
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スパイスストーリー―欲望と挑戦と

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クジラを捕って、考えた

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発明

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道教の神々

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以下は同居人が買った本。

森枝卓士の「カレー三味」―本場じこみのレシピ集 (日曜日の遊び方)

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紅茶、知って味わう―本格派に捧げる一杯 (日曜日の遊び方)

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