進化学会3日目

午前中はイントロン関係のセッションを半分聴いて、高校生のポスター発表を見る。もちろん隙はたくさんあるが、全体的にレベルが高くて驚いた。 午後のプログラムを聴いていると西条に帰り着くのが夜中になるので、昼までで退散。ゲノムとかエボデボとか、聴…

進化学会2日目

京都は晴れ。ホテルで自転車を貸してくれるというので、ママチャリを借りて8時前に出発。御所から下鴨神社へ向かい、そこからまた鴨川ぞいを南下し、二条あたりからまた北へ向かって洛東をぶらぶら、という感じで気が向くままに2時間ほどポタリング。久し…

進化学会初日

京都は雨模様。バスで京大へ。受付を済ませ、佐藤さんに挨拶などしつつ、生物哲学のセッションへ。哲学研究者が何を問題にしているのか、よく分からないという印象を受けた。私の素朴な自然観と科学観によれば、この自然世界で起きている「事実」というのは…

進化学会

先週は京都で進化学会の大会に参加して来た。今回は口頭発表だったので、いつものポスターよりもお客がずっと多くて気分が良かった。気合をいれてスライドやポスター作っても客が少ないとがっかりするからね。 学会前日。京都入りして、例によって本屋や古書…

つばめ

家のつばめは、寝返りがだいぶ得意になってきた。また腹這いで手足を動かし、ハイハイの練習にも余念がない。おなかのあたりを軸にして方向を変えることはできるようになって、匍匐後退も少しだけ出来るようになった。匍匐前進はまだ難しいみたい。腰も座っ…

ツバメ

大学のコシアカツバメたちは無事にたくさんのヒナが巣立ったようで、多くの若鳥たちが元気に空を飛びまわっている。ラボのベランダには、兄弟姉妹なのだろうか、5から6羽くらいのツバメがよく並んでとまっている。人の姿を見てもあまり逃げないので近くで…

近況報告

気がつくと4ヶ月も日記を書いていなかった。子育てが忙しいというのもあるし、日記書いてるより赤ちゃんと遊んでいる方が面白いというのもあって、なかなか日記を書こうというモチベーションがわいてこない。 最近は子供を風呂に入れるために早めに帰宅する…

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃作者: 吉田秋生出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/04/26メディア: コミック購入: 26人 クリック: 297回この商品を含むブログ (442件) を見る 吉田秋生については『カリフォルニア物語』原理主義者なので、『BANANA FISH』や『Y…

iPodは何を変えたのか?作者: スティーブン・レヴィ,上浦倫人出版社/メーカー: ソフトバンク クリエイティブ発売日: 2007/03/29メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 239回この商品を含むブログ (64件) を見る 『ハッカーズ』、『人工生命』のスティーブン・…

ツバメ

蛇や猫や烏などの天敵が少ないためか、うちの大学キャンパスの建物はツバメの繁殖団地のようになっている。この辺りにいるのはツバメはツバメでもコシアカツバメで、その名の通り腰が赤くて可愛い。うちの研究室のテラスにも一つ巣がかかっている。縁起が良…

買った本

哲学事典―AからZの定義集 (ちくま学芸文庫)作者: W.V.クワイン,Willard Van Orman Quine,吉田夏彦,野崎昭弘出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/04メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (18件) を見る哲学がはじまるとき―思考は何/どこに向…

今年は(も?)無理かなと思っていた科研費が当たった。萌芽研究。とてもうれしい。 実は昨年も萌芽に申請していた。それはまさに萌芽研究にふさわしいプロジェクトであり、その申請書も相当の自信作で、出す前に見てくれた何人かの人も「とても面白い」とい…

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)作者: 武富健治出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2006/08/11メディア: コミック購入: 12人 クリック: 328回この商品を含むブログ (314件) を見る掃除当番―武富健治作品集作者: 武富健治出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2007/03…

ここひと月くらいに買った本のメモ。 「美しい」ってなんだろう?―美術のすすめ (よりみちパン!セ 26)作者: 森村泰昌出版社/メーカー: 理論社発売日: 2007/03/23メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (45件) を見る変わる植物学広が…

もしかすると天才かもしれません。いや、うちの子の話なのですが。 リビングにクラシック音楽を流していたら、盛んに両腕を動かして指揮者のまねごとを始めるのです。今日は4月1日ですから、生まれてまだ1ヶ月あまり。もちろんオーケストラなんて見た事も…

つばめ

3月のはじめ、我が家にも"つばめ"がやってきた。と言ってもこちらのつばめさんは鳥ではなく、小さな人間の女の子。私たちの初めての赤ちゃん。 生まれたときは3000gを少し切るくらい。とても順調なお産だった(とは自分で産んでないから言える台詞だが、入院…

ツバメ

昨日の日曜日、自転車で買い物に出かけたら、近所のお寺の電線にツバメがとまっているのを見つけた。今年の初ツバメ。 しばらく見ていたら、お寺の向いにある賀茂輝という酒蔵の屋敷の中にすっと滑るように入っていった。中をのぞいてみると天井の梁にツバメ…

最近買った本

絵本屋さんが選んだ絵本100 (別冊太陽 日本のこころ)作者: 別冊太陽編集部出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2006/11/23メディア: ムック クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見るたまには、時事ネタ作者: 斎藤美奈子出版社/メーカー: 中央公論新社発…

修士論文発表会が終わった。うちのラボの2人のM2生もなんとか無事に発表を終えた。1回目の発表練習の時はどうなることかと思ったが、2人とも頑張って発表までにはきちんと仕上げてきた。お疲れ。 うちの研究科はとにかく幅が広いので、当然、自分の専門と…

クマムシ

鈴木忠『クマムシ?! 小さな怪物』を読んで以来、自分でもやってみたいと思っていたクマムシ観察をこの連休にやってみた。日曜にあちこちからコケを少しずつ集めてきて、一晩水につけておき、翌日の休日にその水を実体顕微鏡で観てクマムシを探した。ワムシ…

Mac

pdf管理閲覧アプリyepの新バージョンが出たという知らせがきた。いままでのバージョンはフリーだったが、最新版にアップグレードする場合はシェアウェアになるという。ちょっと迷ったが、いまやyepなしでは生きて行けないというくらいこのソフトには世話にな…

仙台の「book cafe 火星の庭」に注文した『蔵書票レッスン』と『仙臺文化』2-4号が届く。前者は、蔵書票ってなに? というところから始まって、蔵書票の作り方や楽しみ方を解説した蔵書票入門の小冊子。自分でも蔵書票を作りたい欲求がむくむくと湧いてきま…

修士論文の締め切り前1週間ほどはもの凄く忙しかった。なぜ学生ではなく僕が忙しいのかは謎なのだけど、論文を書いている本人は結構のんびりしていて、指導する方が焦りまくっているという状態。(だって到底締め切りに間に合うとは思えないペースなんだも…

最近買った本

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)作者: ドストエフスキー,亀山郁夫出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/09/07メディア: 文庫購入: 29人 クリック: 257回この商品を含むブログ (468件) を見る 新訳が評判良さそうなので買ってみた。カラマーゾフは…

「退化」の進化学―ヒトにのこる進化の足跡 (ブルーバックス)作者: 犬塚則久出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/12/20メディア: 新書購入: 6人 クリック: 16回この商品を含むブログ (16件) を見る 知の分類史―常識としての博物学 (中公新書ラクレ 236)作者:…

Mac

朝起きたらiPhoneが発表されていた。新時代のNewtonを希望していたが、ほぼそれに近いモノと考えて良さそう。 外観はこれ以上ないくらいシンプルなデザイン。すばらしい。Netで操作のデモを見たが、タッチパネルを指でスクロールしたり、2本の指で拡大縮小…

Mac

MacworldでのJobsのKeynote直前ということで、外れるだろうけど予想(というか希望)を書いておく。 Macintosh, iPodという2つの主力に匹敵する第3の柱として考えると、MacとiPodを融合しつつさらに通信端末としての機能を備えたデバイスが出て欲しい。い…

Mac

The first 30 years were just the beginning. 新年にAppleのサイトのトップに掲げられた「これまでの30年は始まりに過ぎなかった」というフレーズが、間近に迫ったMacworld 2007でなにか画期的な新製品が発表されるのではないか、という期待を煽っている。A…

4日から仕事始め。早速実験を開始する。5日にはRT-PCRで良い結果が出て幸先が良い。逆転写プライマーをoligo-dTからrandom primerに変えたらクリアな結果が出た。理由はよく分からない。まあ予備実験なのであまり深く考えずに次のステップへと進むことにす…

正月は3日まできっちり休んだ。天皇杯とか大学ラグビーとかライスボウルとかを観て、HDレコーダに堆積した映画も何本か消化した。 初詣は1日に散歩がてらに近所の諏訪神社に。 3日には三原方面へちょっと足を延ばして古墳や仏通寺を見てきた。 普段できな…